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ルクレールの余裕? バーレーンGP最終ラップで「エンジントラブルだ!」と無線で冗談

F1開幕戦バーレーンGPを制したフェラーリのシャルル・ルクレールはチームのエンジニアに対し、最終ラップに無線でエンジンにトラブルがあると冗談を言っていた。

Mattia Binotto, Team Principal, Ferrari, Charles Leclerc, Ferrari, 1st position

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 2022年のF1開幕戦バーレーンGPを圧倒的な強さで制したシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、その最終ラップでチームのエンジニアに対し、無線で「エンジンに予期せぬトラブルが出ている」と冗談を言っていた。これも、今季のルクレールの”自信”を感じさせる事例のひとつと言えそうだ。

 バーレーンでのルクレールの強さは、まさに完璧だった。予選ではポールポジションを獲得し、決勝でもフェルスタッペンとの差をマネジメントしながら、タイヤを労りつつ走行。フェルスタッペンがピットストップするのに併せて自身もタイヤを交換し、首位のポジションを堅持し、さらに徐々に差を広げながらレース終盤を迎えた。

 しかしピエール・ガスリー(アルファタウリ)のマシンが炎上したことによりセーフティカーが出動。築いたリードは失われることになった。

 ただセーフティカーが解除された後、ルクレールはハイペースで飛ばし、フェルスタッペンとの差をあっという間に拡大。そのフェルスタッペンが燃料ポンプのトラブルによりリタイアした時には、2番手を走っていたチームメイトのカルロス・サインツJr.との差は大きく開いており、その勝利は確実なモノとなっていた。

 しかし最終ラップでターン13に近づきつつある中、ルクレールは無線で、チームを震撼させるひと言を発したという。

「最終ラップで、無線でちょっとした冗談を言ったんだ。エンジンに何かおかしいところがあると言ったんだ」

 レース後、ルクレールはそう語った。

「エンジニアの何人かは、心臓発作を起こしたと思うよ。でも、実際には何も問題なかった。レースを完走することができたことを、とても嬉しく思っているよ」

 なお当時の無線交信は、次のようなモノだった。

ルクレール「エンジンに何か変なところがあるよ」

エンジニア「了解(笑)」

ルクレール「冗談だよ!」

エンジニア「分かった。メインストレートにダブルイエローが出ている。ペレスはターン1で止まった」

 なお2019年のバーレーンGPでルクレールは、実際にエンジンのトラブルに見舞われた。

 フェラーリに加入したばかりのルクレールは、初優勝に向けてレースをリードしていた。しかし残り10周になろうというところで突然パワーダウンに見舞われ失速。築いていた8秒ほどのリードはあっさり失われ、メルセデスのルイス・ハミルトンに勝利を奪われることになった。

 この時のトラブルが、まさにエンジンに起因するモノ。当時チーム代表のマッティア・ビノットはこの問題について「エンジンの問題だ。ひとつのシリンダーで誤燃焼が起きた」と説明していた。

 
 
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