ルノーF1、バーレーンでプライベートテストを実施。期待の若手3人がドライブへ
ルノーは、ジュニアドライバーであるクリスチャン・ルンガー、オスカー・ピアストリ、周冠宇の3名をバーレーンでのF1プライベートテストに参加させることを発表した。
ルノーF1チームは10月29日(木)から11月2日(月)にかけて、バーレーン・インターナショナル・サーキットで4日間のプライベートテストを実施する。そのテストには、ルノー・スポール・アカデミーのクリスチャン・ルンガー、オスカー・ピアストリ、周冠宇の3人が参加することとなった。
今回のプライベートテストでは走るのは、ルノーの2018年マシンであるR.S.18である。2年型落ちのF1マシンに関してはテスト制限がないため、ルノーは3人の育成ドライバーを自由に走らせることができるのだ。
今季からF2に昇格し、ルーキーながらランキング4番手につけているルンガーは、テスト初日である29日の走行を担当する。彼にとっては3度目のF1テストとなるが、11月末のF2バーレーン戦に向けて長いインターバルが空いている中で、今回のテストがその準備に役立つと考えているようだ。
「来週、R.S.18をテストできるということでとてもワクワクしている」とルンガーは語った。
「これまでに2回F1マシンでテストをしたことがあるから、その時の経験を活かしていきたいと思う」
「実はバーレーンではレースをしたことがないから、今回のテストは(F2)選手権の最後の2ラウンドに向けて貴重な経験になるだろう」
「今回のテストをレースの準備に向けて活用できることを楽しみにしているし、F1マシンへの理解を深めることもできる。F1マシンを実際のコース上で学ぶことに勝るものはないから、とてもエキサイティングなものになるだろう」
テスト2日目の30日(金)は、ピアストリが走行することになる。今季のFIA F3王者であるピアストリにとって、これが初のF1マシンでのテストとなる。
「来週バーレーンでR.S.18をドライブできることに、僕は間違いなく興奮している」とピアストリは言う。
「確かに、F1マシンでの初めてのテストになるので、長い間記憶に残る大切な瞬間になることは間違いない」
「当日は学ぶことがたくさんあるだろう。パワーに慣れることもそうだし、ダウンフォースやブレーキングなど、全てがチャレンジングなものになるだろう。でも新しいことに取り組むのは大好きなんだ」
「今年の初めにFIA F3のプレシーズンテストでバーレーンのサーキットを走ったことはあるけど、F1マシンで周回したことはないから、コースに出るのが待ちきれないよ」
そしてテスト最後の2日間である11月1日(日)、2日(月)には、こちらもR.S.18でのテストを経験済みのF2ドライバー、周が走行を担当する。
ルノー・スポール・アカデミーのディレクターであるミア・シャリズマンは次のようにコメントした。
「バーレーンでのテストは、過去3年間で当アカデミーが実施してきた計画的なプログラムのひとつで、アカデミー生の進歩や成長度を見る良い機会になる」
「クリスチャンと周に関しては、R.S.18で走るのは2度目で、オスカーはFIA F3でタイトルを勝ち取ったご褒美として、F1マシンを初体験することになる」
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