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ハース、チームを牽引したグロージャンは「キャリアにふさわしい評価がなされていない」
ハースのギュンター・シュタイナー代表は、ロマン・グロージャンはF1キャリアを通じてふさわしい評価がなされていないと感じているという。

Luke Smith
公開日時: 2021/01/24 5:36
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ハースF1チームは2020年10月、2021年シーズンに向けてドライバーラインアップを一新することを発表。これにより、F1チーム創設から5シーズンにわたってハースに所属してきたロマン・グロージャンが、チームを離れることになった。
そのグロージャンはバーレーンGPのオープニングラップに、マシンが炎上する激しいクラッシュに見舞われた。幸い命に別状はなかったものの、このクラッシュで手を火傷したグロージャンは、シーズン最後の2レースを欠場。不本意な形でチームを去ることになってしまった。
将来的にはインディカーやフォーミュラE、WECなどへの参戦に興味を持っている彼だが、最後にプライベートテストという形でマシンをドライブし、F1キャリアを終えたいと語っている。
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時に問題発言やミスが注目されることもあったグロージャンだが、F1キャリアを通して計10回表彰台を獲得。2016年からは新興チームであるハースを牽引し、2018年のオーストリアGPではチームにとっての最高リザルトである4位を記録している。
ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーに、グロージャンは自身のキャリアにふさわしい評価を得られていないと思うかと訊くと、彼は次のようにmotorsport.comに語った。
「ああ。彼は間違いなくとても速い。良い時の彼は、ベストなドライバーのひとりなんだ」
「だが彼はプッシュしすぎたり、頑張りすぎてしまう時がある。限界を超えてしまって、それがミスになってしまうんだ」
グロージャンがハースで過ごした5シーズンのうち、4シーズンはケビン・マグヌッセンがチームメイトを務めた。マグヌッセンは、グロージャンの評価についてシュタイナーのコメントに同意し、次のように述べた。
「彼が犯したミスの中には、いくつか大きなものがあった。例えば、バクー(2018年アゼルバイジャンGP)でセーフティカー中にクラッシュした時とかね」
「アレはかなり注目されたけど、彼がクラッシュした時のポジションを考えると信じられないよ。4番手くらいだったと思う。ハースでだよ! もしクラッシュしなければ信じられないような結果が出せていただろう」
「それは、彼のドライバーとしての素晴らしさを物語っている。彼はここ数年、競争力のないマシンに乗っていたために、なかなか本領を発揮することができなかったのだと思う」
「しかし人々は、彼が(ロータス時代の)2012年や2013年に何度も表彰台に上がっていたことを忘れてしまっている。勝てなかったのは運が悪かっただけなんだ」
「それが世界の仕組みなんだ。チームメイトとして内側から見て、僕は間違いなく彼の才能を称賛している」
シュタイナーは、グロージャンがハースに加入したのは”勇気ある決断”だったと語ったが、チームもまた彼と約束したことはすべて果たしたという。
「我々は彼と話した時に約束した通りの準備をしていた」
「我々は新しいチームだったので、成果をあげられないこともあった。彼もそういったことが起きることは分かっていたが、我々はどうしてそうなっているのかを説明した。彼はそれを信じてくれていたし、我々は約束を果たせたと思う」
「言うまでもなく、2019年と2020年は我々にとって難しいシーズンだったが、どんなレースチームにもそれは起こりうることだ。それはチームが新しいかどうかは関係ない。2019年は何か間違ったことをしてしまったし、2020年はパンデミックで誰よりも苦しんだ」
「そんな中でも、彼は勇敢にやってくれたんだ」
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