“グリコポーズ”が渋谷の大型ビジョンに! 佐藤琢磨インディ500優勝記念動画が放映中
江崎グリコは佐藤琢磨の2020年インディ500優勝を記念して、9月18日から渋谷駅周辺にて祝福メッセージ動画を放映中だ。
写真:: Barry Cantrell / Motorsport Images
佐藤琢磨は今年8月、世界三大レースのひとつに数えられるインディ500で2度目の優勝を飾った。この歴史的快挙に際し、佐藤をサポートする江崎グリコは9月18日(金)から24日(木)まで、渋谷スクランブル交差点一帯の屋外ビジョンで30秒の祝福メッセージ放映を行なう。
佐藤とグリコと言えば、忘れてはならないのが佐藤が優勝後に行なったパフォーマンスである。2017年のインディ500初制覇時、喜びを爆発させた佐藤から飛び出した両手を広げたガッツポーズが、偶然グリコの象徴とも言えるポーズ、通称『ゴールインマーク』に似ていたということが事の始まりだった。
その後「次に優勝した時は片足も上げた完璧なゴールインマークをしてほしい」という声がファンを中心に上がり、佐藤はそれを快諾。見事2度目の優勝を成し遂げ、ビクトリーレーンで片足を上げた完璧なポーズを見せたのだ。
今回放映される動画でも、もちろん佐藤のゴールインマークが収録されている。さらに、渋谷スクランブル一帯の複数のビジョンが使用できることを活かし、マシンが猛スピードで通り過ぎるようなダイナミックな臨場感を演出しているとのことだ。
映像放映の実施期間は前述の通り、9月18日(金)から24日(木)までの1週間。放映時間に関しては、平日(9時〜24時)が毎時09分30秒、39分30秒から。そして土日(9時〜24時)が毎時09分30秒、25分00秒、39分30秒からとなっている。
今回の記念動画放映に際し、佐藤は次のようにコメントを寄せている。
「インディ500で2度目の優勝を飾ることができ、本当に嬉しいです。このようなコロナ禍の状況下で、世界中の多くのアスリートたちが活動の場を制限されている中、無観客でもレースが開催できたのは、スポンサーの皆さまをはじめ、多くの人たちのご尽力があってのことです。サポートしていただきました全ての皆さまにお礼を申し上げたいです」
「またチームも、一丸となって素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。この勝利はチーム全員で勝ち取ったものですが、特に私が駆る30号車のクルーたちに感謝しています」
「今回のインディ500の調整に向けては、期待と自信と不安が入り混じった状態でした。プラクティスでは、ライバルに対して苦しい戦いを強いられていた局面もありましたが、チームからのサポートを全面に受け、これまでの経験も生かして、決勝では最高のマシンに仕上げることができました。挑戦し続けることの大切さを改めて感じることもできました。そして何よりも、ファンの皆さんの悲鳴とともに散ってしまった2012年のインディ500での忘れ物を、ようやくチームに届けることができたことをとても嬉しく思います。インディ500で勝利するというのは、全てが整わないと叶わない本当に特別なことですから、2回も優勝できたなんて夢のようで、未だに信じられない思いです」
「2017年に初優勝した際に自然に飛び出したガッツポーズが、たまたまグリコさんのポーズに非常に似ていたため、『せっかくだったら完璧なグリコポーズをやってほしい』という声が僕のところにいくつも届きました。その機会を探っていましたので、インディ500のビクトリーレーンという最高峰の舞台で、ファンの方との約束が果たせて嬉しかったです。片足を上げての完全なグリコポーズを決めることができました。道頓堀の巨大看板にも再び登場させていただいて、感謝しています」
「グリコさんには、東日本大震災直後に立ち上げた復興地応援プロジェクト”With you Japan”にもご支援いただき、キッズカートプログラムに関してはグリコさんと一緒に活動をしてきていますので、これからも、さらに多くの子どもたちにスポーツの素晴らしさを伝えていきたいです。どんなときも応援して支え続けて下さったファンの皆さんに、心から感謝いたします。今期残りのレースも精一杯がんばりたいと思っていますので、これからもあたたかい応援をどうぞよろしくお願いします。たくさんのご声援、本当にありがとうございました!」
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