スーパーフォーミュラ参戦中のドライバーには、インディ参戦を目指す存在も? 佐藤琢磨「そうなれば僕も嬉しい」
2022年のインディカー・シリーズ参戦が決まった佐藤琢磨は、現在スーパーフォーミュラやスーパーフォーミュラ・ライツに参戦するドライバーの中に、インディカーを目指したいと考えている若手がいると明かし、それをできる限りサポートしたいと語った。
佐藤琢磨が、デイル・コイン・レーシングwithリック・ウェア・レーシングから2022年もインディカー・シリーズにフル参戦することが決まった。これで佐藤は、インディカー13年目のシーズンを戦うこととなり、新シーズンの初戦セント・ピーターズバーグでは、参戦200戦目を迎えることになる。
しかし、佐藤の後を追って北米のオープンホイールシリーズに参戦する日本人ドライバーは、今のところいないのが実情だ。佐藤がプリンシパルを務める鈴鹿サーキット・レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)で今年スカラシップを獲得した荒尾創大と野村勇斗も、「夢はF1」と公言している。
これについて佐藤は、来季の契約発表のオンライン会見で、次のように語った。
「目指すのはF1で良いと思います。自分自身も、25年くらい前にSRSを受講した時には、F1を目指していました。欧州を目指す彼らを、鈴鹿サーキットさん、そしてホンダさんと共に、我々も支援していきたいです」
しかし佐藤は、北米を目指したいと語る若いドライバーたちもいると明かす。
「先日キッズカートの子供たちを面接したんですが、その中には、インディカーをやりたいと言う子たちも結構いました。そこからレーシングカートに上がってくる子供たちの中には、北米に目を向ける子もいるかもしれません」
「そして今、スーパーフォーミュラやスーパーフォーミュラ・ライツに参戦して日本で頑張っている若い選手の中にも、北米を目指したいということで僕に話をしてくれる人もいます。それについては、僕も可能な限りサポートしていきたいです」
「自分が現役でやれる年数にも限りがあります。ですので、ぜひ若い選手に北米も目指してもらえれば、僕も嬉しく思います」
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