エスパルガロ兄、スティリアGP12位は「アプリリアの100%限界だった」
アプリリアのアレイシ・エスパルガロはスティリアGPを12位で終えたが、彼はこの結果が今のアプリリアの限界だったと考えている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
レッドブルリンクで行なわれたスティリアGPで、アプリリアのアレイシ・エスパルガロは予選でマシンの1台がテクニカルトラブルに襲われる不運もあったが、赤旗中断を挟んだレースでは12位までポジションを上げて終えた。
エスパルガロは優勝したミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)から6.4秒差でのフィニッシュだったが、そのパフォーマンスには満足していると語る。ただ彼曰くこれ以上速く走ることは難しく、100%限界に達していたと言う。
「パフォーマンス面については満足している」と、エスパルガロ。
「(再開後の)レース2だけど、この週末を通じて行なえる100%のモノだったと思うよ」
「先頭集団から6秒遅れてフィニッシュしたけど、これより速く走ることは難しかった。多くのラップで僕らの予選タイム(1分24秒4)と同じものを出していたんだ」
「それから残念ながらスターティンググリッドがかなり悪かった。でも前を走っていた9位のバレンティーノ(ロッシ)とそう離れずにゴールできた。だからレース2は最悪ではなかった」
エスパルガロは2020年型のマシンには「示してきたよりも速さが備わっている」と主張する。だが数々の問題が発生することで、真のポテンシャルを示しきれていないと彼は考えており、よりクオリティの高い仕事がアプリリアには必要だと述べた。
「僕の感じているフィーリングでは、示してきたよりも(アプリリアには)速さがあると感じているんだ。それこそが僕が満足していない理由だ」
「いくつもの小さな問題が毎週発生していて、そのせいで僕らのポテンシャルを示すことができていないんだ」
「レースをきちんを分析してみれば、12位というポジションは間違いなく酷いモノだと分かる。僕のペースは前方にいた数人よりも速かった」
「ペースはトップ8やトップ6を争うに十分良いものだった。毎周1分24秒5で走っていたんだ」
「でもいつものように予選で小さな問題があって、20番手からのスタートになってしまった」
「だから僕らは今手にしているモノを最大限活用する試みが必要なんだ」
「そのためにはまず第一に、ガレージの中を見渡して、よりクオリティの高い作業をしなくちゃいけない」
「言うまでもなく、バイクの改善も必要としている。だけど僕のフィーリングとしては、正直に言って2019年のモノよりも何倍も良くなっている」
「でもそのことを、結果で世界に示せていないんだ」
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