ジャック・ミラー、今年も母国スーパーバイクシリーズに参戦が決定。昨年は表彰台も獲得
MotoGPに参戦中のジャック・ミラーが、昨年から2年連続で母国オーストラリアのスーパーバイクシリーズへのワイルドカード参戦を行なうことが発表された。
現在MotoGPに参戦しているジャック・ミラーは、2022年11月末に予定されているオーストラリアのスーパーバイクシリーズ(ASBK)最終戦に参戦することが発表された。
ミラーが母国のASBKに参戦するのは、2021年に続いて2回目。昨年もMotoGP最終戦後のテストをこなした後、母国へとんぼ返りしてASBKに参加。ドゥカティのパニガーレV4 Rを駆り最終的に表彰台も獲得する活躍を見せた。
今年のASBK最終戦は、11月25~27日にかけてアデレードのザ・ベンド・モータースポート・パークにて開催予定。ミラーは今シーズン限りでドゥカティを離脱するが、ASBKではドゥカティのマシンを走らせる予定だ。
今回のASBK参戦発表に際し、ミラーは次のようにコメントしている。
「11月に開催されるオーストラリアスーパーバイク選手権でレースに参加するために、アデレードへ戻ることを楽しみにしている」
「去年は友人や家族ととても楽しむことができたから、またASBKに参戦するのが待ちきれない」
モーターサイクリング・オーストラリアCEOのピーター・ドイルは、ミラーのASBK再参戦が、シリーズにとって願ってもないことだと語った。
「昨年、ベンドで開催されたASBKは大きな関心が寄せられていた。ジャックが再び参戦することは、同じ様にエキサイティングなものとなるだろう」
「彼は開催中のレースに対して、国内外から大きな注目を集めた。そしてそれだけではなく、オーストラリアで行われているこのシリーズの質や水準の高さにも注目が集まることになった」
「彼が11月にベンドを訪れることを、本当に楽しみにしている。そして昨年のように彼が楽しみ、ファンのために素晴らしいショーを見せてくれることを願っている」
なおこのニュースには、サーキットの位置する南オーストラリア州のピーター・マリナウスカス知事も反応。モータースポーツの熱心なサポーターである知事は、ミラーの活躍をASBKで見ることができるのは「ファンにとって素晴らしいことだ」と語った。
なお舞台となるベンド・モータースポート・パークのサム・シャヒン代表はミラーが忙しいスケジュールのなか、ASBK参戦に前向きであることに感謝の気持ちを口にしている。
「ジャックはこのスポーツの象徴的存在だ」と、シャヒン代表は語る。
「オーストラリア人ライダーが、この国のレースに関心を持ち続け、そして喜んで参戦し、世界中のファンに興奮を届けようとしてくれている姿を見るのは、素晴らしいものだ」
「オーストラリアのモーターサイクルレースの健全性を示しているし、ASBKやベンドを広めてくれる機会だ。待ちきれない気持ちだ」
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