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スズキ勢、フランスGPは2台ともクラッシュ。ミル「今回の転倒は、精神的なダメージが大きい」

スズキのジョアン・ミルは、MotoGPフランスGPで表彰台争いを展開しながら転倒したことについて、「精神的に辛かった」と語った。

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP, crash

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 スズキのジョアン・ミルは、MotoGPフランスGPの決勝レース中盤まで4番手を走行。表彰台争いを展開したものの、転倒を喫してしまった。ミルは、この転倒でかなり精神的なダメージを受けたようだ。

 7番グリッドからスタートしたミルは、スタート直後にポジションを上げて表彰台を狙える位置でレースを進めた。レース中盤には、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)以下を引き離しつつ、3番手のジャック・ミラー(ドゥカティ)に迫っていっていた。

 しかし15周目、ミルは最終コーナーで転倒し、リタイアとなってしまった。彼のチームメイトであるアレックス・リンスも転倒を喫しており、2022年限りでスズキがMotoGPを撤退することを検討しているという衝撃的なニュースが報じられて以来最初のレースを、2台とも完走することができなかった。

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 ミルはQ1から予選を走らなければならなかったことは予想外だったものの、状況を好転させることができ、好結果を狙えただけにクラッシュは精神的につらかったと語った。

「クラッシュはメンタル的につらかった。難しい土曜日の後だったからね。予選Q1を通過しなければならなかったのは予想外だった。土曜日にはもっと良い結果を望んでいたんだ」

「僕たちはマシンを少し変えて、またスピードを上げることができた。だから予選はまずまずの結果だったんだ」

「スタートは素晴らしかった。僕はフロントにミディアムタイヤを選んだ。このタイヤはFP2でひどいクラッシュをしてしまったけど、すぐに良い感触を感じた。僕たちに良いタイヤだったんだ」

「僕はミスを犯してワイドになってしまった。でもすぐに、トップのライダーたちとの差を詰めていくことができた」

「毎回近づくことができたけど、ドゥカティ勢の後ろにいると、マシンを止めるのが難しいんだ。でも、うまくいかなかったのは、いろいろなことが重なったからなんだ」

「それは理由のひとつで、もうひとつはブレーキをかけたのが遅すぎたこと、強くかけすぎたことだ。そしてブレーキを話したときに、フロントが切れ込んでしまった」

 ミルは今回ノーポイントに終わったことにより、4位となったポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)とのギャップが46ポイントまで開いた。

 ミルも、現状ではチャンピオン争いに加わることができていないと認めた。

「今シーズンの序盤は、ポテンシャルを感じることができたし、マシンもうまく機能している」

「パフォーマンスの面で、光るところも見えている。でも僕たちが望むような結果を出す上で、全てをまとめることができていない」

「結果は必ず良くなると確信している。今はチャンピオンシップを争っているわけではないので、一度表彰台に上がったらそこに留まらなければならない」

Alex Rins, Team Suzuki MotoGP

Alex Rins, Team Suzuki MotoGP

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 一方のリンスは、3番手を走行中の3周目、ダンロップ・シケインのグラベルを通過。しかしコースに合流したタイミングで挙動を乱し、高速クラッシュを喫した。

 リンスはフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)のスリップストリームを使ったものの、ターン1で止まりきれず、恐怖を感じたという。

「怖い瞬間だった。本当に怖かったんだ」と、リンスは振り返った。

「僕たちは最も困難なことをやっていた。それはポジションを回復することだ」

「スタートはうまくいったし、1周目もよかった。そしてペッコ(バニャイヤ)の後ろ、3番手につけていた」

「彼の後ろで第1コーナーに入ったとき、前のラップとまったく同じところでブレーキをかけたら、彼のスリップストリームに吸い込まれた。そしてブレーキに触った時、フロントを失ったんだ」

「グラベルに行かなくてはいけなかった。時速200kmでバイクをコントロールしながら、ライダーの位置を確認して、ミラーとのクラッシュをなんとか避けようとしていたんだ」

「グラベルを出てレースに復帰する時、少し角度をつけてしまった。そして、バイクのコントロールを失ってしまったんだ」

 
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