ウルトラセブンが富士24時間レースに登場! 富士スピードウェイとのコラボレーションイベントが実現。あのポインターも展示
富士スピードウェイで開催されるスーパー耐久の富士24時間レースで、ウルトラセブンとのコラボイベント『GO GO FES』が開催されることになった。
5月26〜28日に富士スピードウェイで行なわれるスーパー耐久第2戦富士24時間レースで、”ウルトラセブン”とのコラボレーションイベント『GO GO FES』が行なわれることになった。
ウルトラセブンは今年で放送開始から55年。今も幅広い世代の人気を集めるスーパーヒーローである。
このウルトラセブンの放送が開始された1967年は、富士スピードウェイで日本国内初の24時間レース「第1回富士24時間耐久自動車レース」が行なわれた年だ。
同じ年に”誕生”したウルトラセブンと富士スピードウェイでの24時間レース。その双方の55周年を記念したコラボレーションが実現することになった。
ウルトラセブンが対峙したのは、怪獣ではなく異星人。ただ力と力でぶつかり合うだけでなく、「共生と対話」がテーマとなっていた。ちゃぶ台を挟んでメトロン星人と語り合うシーン、自らの都市の動力が故障したため地球に軌道変更を要求するペガッサ星人など、武力で地球を侵略しようとする異星人ばかりが描かれたわけではなかった。
この「共生と対話」という世界観は、水素エンジンやカーボンニュートラル燃料、バイオディーゼルなど、次世代の自動車技術を搭載した車両が多く参戦する富士24時間とは大いにシンクロする。ゆえに今回のコラボレーションが実現することになったようだ。
とはいえ純粋に、ウルトラセブンファンのみなさんが楽しめる企画が満載だ。ペダン星人が作ったスーパーロボット”キングジョー”や、ウルトラセブンの息子である”ウルトラマンゼロ”の立像、さらにウルトラセブンのアイコンとも言える”アイスラッガー”の巨大モニュメントが展示。また、ウルトラ警備隊の特装車”初代ポインター”のレプリカも富士スピードウェイに登場するという……実車と見違えるほとの出来栄えだそうだ。
さらにモロボシ・ダンがウルトラセブンに変身する際に使う”ウルトラアイ”や、ウルトラ警備隊の隊員服とヘルメット、ビデオシーバーなどもレプリカが展示される。特にビデオシーバーは、今はスマートフォンで簡単にできるビデオ通話の概念を、55年も前に描いていた、まさに画期的な装備品と言えよう。
また会場限定で、『ウルトラセブン&富士スピードウェイ』のコラボレーショングッズも販売予定。さらに決勝レース中の27日(土)20:00から、ドームテント内で『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』、『ウルトラセブン』第28話「700キロを突っ走れ!」』の2本が上映される。
なおこの「700キロを突っ走れ!」は、ウルトラ警備隊のモロボシ隊員とアマギ隊員がラリーに出場すると見せかけ、新兵器を輸送するという話。ウルトラセブンとモータースポーツの最初のコラボレーションとも言える作品だ。必見の一作である。
ウルトラセブンと富士スピードウェイのコラボレーションイベント「GO GO FES」の詳細は、下記リンクからアクセスしていただきたい。
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