スーパーGT・トヨタ陣営がもてぎでテスト実施。移籍が噂される笹原右京もトムスから参加
スーパーGTの2023年シーズンに向け、トヨタ陣営がもてぎでテストを実施。その中には、陣営への移籍が予想されている笹原右京の姿もあったようだ。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGTの2023年シーズンに向けて、2022年11月の段階で既にその参戦体制を明らかにしているトヨタ陣営。12月20日からは、ブリヂストン(BS)ユーザーの5チーム(TGR TEAM ENEOS ROOKIE、TGR TEAM au TOM'S、TGR TEAM Deloitte TOM'S、TGR TEAM ZENT CERUMO、TGR TEAM SARD)がモビリティリゾートもてぎに集結し、テストを実施した。
2022年シーズンの開幕前は、GRスープラの新たな空力パッケージを試すためにテストカー1台のみを用いて開発を進めていたトヨタ陣営だが、2023年シーズンに向けては空力開発が凍結されることもあってか、オフのテストのアプローチが前年と異なっている。
トヨタ陣営BSユーザーによるテスト実施はドライバー、監督らのSNS投稿によって明らかにされていたが、トムス37号車に関してはテスト3日目の22日に笹原右京が乗り込んだ模様だ。
既報の通り、2022シーズンまでホンダ陣営のドライバーとして戦った笹原は同陣営の2023年シーズンのラインアップに名前がなく、現時点でスーパーGTとスーパーフォーミュラでトムスの1席が“未定”となっているトヨタ陣営に加入する可能性が高いと見られている。そして今回笹原がスーパーGTテストに参加したことからも、37号車のジュリアーノ・アレジの相方が笹原になるのはほぼ確実と言っていいだろう。
スーパーフォーミュラに関しても、トムスは未定としている36号車のドライバーに笹原を起用する可能性が高いと思われるが、先日のスーパーフォーミュラ合同/ルーキーテストでは笹原とジュリアーノ・アレジのふたりを起用しており、その動向が気になるところだ。なおスーパーGTの37号車で監督を務める山田淳はスーパーフォーミュラのテストを終えて、笹原のスピードやコメント能力を非常に高く評価していた。
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