速報ニュース
World Superbike
キャミア、度重なる怪我でモチベーション減退。マネジメント転向の一因に
スーパーバイク世界選手権で現役を退き、ホンダのチームマネージャーに就任したレオン・キャミア。彼はこの3年で負った数々の怪我により、トップレベルでのレースを続けるモチベーションを失ってしまったと語った。
Rachit Thukral Sebastian Fränzschky
公開日時: 2021/01/24 7:01
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2010年からスーパーバイク世界選手権への参戦を続けてきたレオン・キャミアは、今年新たにホンダWSBKのチームマネージャーへ就任。その裏には近年の多くの怪我が要因として存在したという。
Read Also:
キャミアは2018〜2019年にかけてホンダに所属。昨年はドゥカティ陣営へと移ったが、テストでのクラッシュによって大きな怪我を負ってしまい開幕戦を欠場すると、最終的に契約解除へと至った。その後、2021年の去就は明らかとなっていなかったが、1月のヘレステスト開催に合わせて、彼ががホンダのチームマネージャーに就任することが発表された。
ここ数年、キャミアは怪我に悩まされてきた。ホンダ時代、彼は競争力に乏しいマシンながらも光る速さを見せていたが、2018年には肋骨骨折によっていくつかのレースを欠場し、翌2019年には肩の負傷によってシーズンの大部分を欠場しなければならなかった。
ヘレステストで取材に応えたキャミアは、イギリススーパーバイクで復帰する選択肢もあったと明かしたが、近年繰り返されてきた怪我によって、レースへのモチベーションが失われていたと語った。
「難しい時期だった」と、キャミアは言う。
「たくさんの怪我があった。僕は生計のためだけにレースをしているんじゃないし、レースを続けるためだけにやる、というものにも興味はなかった」
「進歩できる可能性があって、競争力ある状態になることができ、そして表彰台に挑めると思えるならやりたいと思う。でも、僕はこれ以上何かができるとは思えなかった」
「肩の怪我によって、僕は多くのことで自信を失いやすくなっていたと思う。僕にとってこれはポジティブなようには思えなかった。イギリスに戻ってレースをすることもできたし、たぶんそこでは良いパッケージを手にすることもできただろう」
「だけど同時に僕は(レースに)全てをかけるモチベーションや渇望を少し失っていたように感じられた。それは僕にとって、レースをする意味を少し喪失してしまったということなんだ」
「このポジション(チームマネージャー)でのチャンスには、僕の全ての経験をつぎ込むことができるし、結果を出すために様々な方法で力になれると思う。勝利を目指しているチームの一員になる、それが僕の居場所なんだ」
キャミアは、34歳でヘルメットを脱ぐという決断は簡単なものではなかったと認める。しかしホンダでモータースポーツに関わり続けるという機会を得たことで、彼にとってその決定は下しやすいものとなったという。
「正直に言うと、レースをやめるというのは、僕の人生の中でも最も困難な決断だったかもしれない」
「言うまでもなく、ここ数年は怪我もあって簡単なものじゃなかったし、望んだようには進まなかった」
「レースをやめると実際に決めたのは大きな出来事だ。僕の人生全体はあるひとつのこと、レースとそれに向けたトレーニングに捧げてきた。なす事すべてで自分を改善し、レーサーとしてのパフォーマンスを向上させようとすることだった。そしてそれを実際に止めるのは、本当にこれまで経験したことのないような大事なんだ」
「でもこうした機会を手にしたことはありがたい。それに集中することができるからね。僕は自分の経験を(チームの)改善のために活かすことができる。とても簡単にそのチャンスに乗れた。極めて自然な進展だし、この挑戦を本当に楽しみにしているんだ」
「僕にとってとても興味深い1年になるだろう。たくさんのことを学ばなくちゃいけないけど、同時にシーズンが始まるのがとても楽しみなんだ」
Read Also:
- WSBK王者ジョナサン・レイでも、MotoGPのマルケス兄と直接対決は御免?
- ティト・ラバト、2021年はWSBK転向。ドゥカティサテライトと契約締結
- マルケス代役にドヴィツィオーゾはナンセンス? クルーチーフはブラドル推し
- MotoGP、南北アメリカ大陸での2戦を延期。カタールでの2戦目とポルトガルGPが追加
- 駆け引きが今後の課題? 表彰台まで“あと一歩”に迫った中上貴晶、ホンダ首脳の視線は
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 レオン・キャミア、ホンダWSBKチームマネージャーに就任「新しい挑戦の始まりが楽しみ」
次の記事 ヤマハWSBK、ラズガットリオグルと2年の契約延長を発表。MotoGP転向の噂は消滅へ
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Rachit Thukral

タイトル遠のく不運なレース展開に、エバンス「まさに僕って感じ。何も間違ったことしていないのに」
フォーミュラE
フォーミュラE
ロンドンE-Prix レース1
13 時間前
タイトル遠のく不運なレース展開に、エバンス「まさに僕って感じ。何も間違ったことしていないのに」

圧勝ウェーレイン、懸念していた”チームプレイ”の恩恵を享受し「僕が決めることではない」
フォーミュラE
フォーミュラE
ロンドンE-Prix レース1
19 時間前
圧勝ウェーレイン、懸念していた”チームプレイ”の恩恵を享受し「僕が決めることではない」

マルティン、今は勝利やランキング首位に「固執しなくなった」2024年初王座がもたらした成長
MotoGP
MotoGP
イギリスGP
1 日前
マルティン、今は勝利やランキング首位に「固執しなくなった」2024年初王座がもたらした成長
最新ニュース

キャデラック最初の半年間、ポイントゼロでも成長は間違いない!「どんどん良くなってる」とボッタス
F1
F1 F1
オランダGP
39 分前
キャデラック最初の半年間、ポイントゼロでも成長は間違いない!「どんどん良くなってる」とボッタス

大波乱のチャンピオン争い! 14位に終わったウェーレインが戴冠。バーナードが最年少優勝|フォーミュラE最終戦ロンドン
フォーミュラE
FE フォーミュラE
ロンドンE-Prix レース2
7 時間前
大波乱のチャンピオン争い! 14位に終わったウェーレインが戴冠。バーナードが最年少優勝|フォーミュラE最終戦ロンドン

フェルスタッペン、後半戦の”優先事項”は「週末の途中でパフォーマンスが落ちてしまう問題を解決する必要がある」
F1
F1 F1
オランダGP
11 時間前
フェルスタッペン、後半戦の”優先事項”は「週末の途中でパフォーマンスが落ちてしまう問題を解決する必要がある」

ボルトレト、今後数年アウディで活躍か「条項とかないし、長期プロジェクトだからね」2年目も成長実感中
F1
F1 F1
12 時間前
ボルトレト、今後数年アウディで活躍か「条項とかないし、長期プロジェクトだからね」2年目も成長実感中
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録