師匠だろうと勝つことだけを考える! モルビデリ「来季ロッシと戦うのが楽しみ」
フランコ・モルビデリは2021年シーズンに自身の師匠であるバレンティーノ・ロッシとチームメイトとなるが、彼はロッシと戦うことを楽しみにしていると語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2021年のMotoGPは9回のタイトル獲得を誇るバレンティーノ・ロッシが、ヤマハファクトリーチームを離れ、サテライトのペトロナス・ヤマハSRTへと移籍する。
チームメイトは、契約を延長したフランコ・モルビデリ。ロッシは自らが主催するVR46アカデミーの教え子とチームを組み、直接対決に挑むことになった。
モルビデリはVR46アカデミーのライダーとして、初めてタイトルを勝ち取った(2017年Moto2)ライダーだ。2018年にはホンダサテライトのMarcVDSから最高峰クラスへ昇格。同じくアカデミーのライダーとしては初のことだった。
今年9月中旬に行なわれたサンマリノGPでは、そのモルビデリがロッシをレースで下して最高峰クラス初勝利を記録。2021年に先駆けて早くも師弟対決が始まったかのようだった。
モルビデリはコース外ではロッシと非常に親密な関係を築いているが、彼は2021年にガレージを共有した際には「自分が前に出る」ことしか考えないと述べてみせた。
「彼と戦うのを楽しみにしているんだ」
モルビデリは、来年ロッシがチームメイトになることについてどう考えているかを訊かれると、そう語った。
「これは僕がいつも楽しみにしていることでもある。僕が言いたいのは、トラック上でバレと剣を交えるときは、気分が違うんだ」
「常に笑顔でやるのは良いことだ。でもトラック上ではまったく違ったことをしているんだ。誰かとトラックで戦っている時、特にMotoGPなら笑顔で戦っているようなことは決してない。でもバレと戦っている時は、時々笑っている自分に気がつくことがある」
「だから、そういった瞬間を本当に楽しみにしているし、今年も、来年もたくさんの笑顔が見られるといいなと思っている」
「僕は彼に学んだモノを示すことを楽しみにしているんじゃない。そんなことは考えていないよ。単に彼よりも前にタイヤを出すことを考えているし、それが僕のやりたいことだ」
「あとは、スーパーストックでレースをしていた若い僕を信じてくれたことは、良い選択だったと示すためでもあるね」
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