ウイリアムズ、今季限りでのニコラス・ラティフィ放出を決定。後任ドライバーは追って発表
ウイリアムズは、2022年シーズン末でドライバーのニコラス・ラティフィがチームを離れると発表した。
写真:: LAT Images
ウイリアムズは、今季限りでニコラス・ラティフィがチームから離脱することを発表した。
2020年シーズンから3年契約でウイリアムズからF1デビューを果たしたラティフィ。昨年までチームメイトを組んでいたジョージ・ラッセルに対しては、時折肩を並べるパフォーマンスを見せてはいたものの大きく負け越した。
新たにアレクサンダー・アルボンをチームに迎えて臨んだ今年はこれまで無得点。加えて、アルボンの代役としてイタリアGPでは急遽参戦となったニック・デ・フリーズはデビュー戦で入賞と、ラティフィの苦戦は顕著だった。
そうした状況からラティフィのウイリアムズ離脱は数ヵ月前から広く予想されていたが、ウイリアムズは9月23日(金)に彼との契約を延長しないことを明かした。
「この場を借りて、ウイリアムズ・レーシングのみんな、ファクトリーのみんな、そしてトラックサイドで一緒に働いているみんなに、3年間ありがとうと言いたい」
ラティフィは声明の中でそう語った。
「F1デビューはパンデミックの影響で延期されたが、やがてオーストリアで初出走を迎えられた。期待していたような結果を共に出すことはできなかったが、それでも素晴らしい旅だった」
「昨年のハンガリーでの初ポイント獲得は、決して忘れることのできない瞬間だ。僕はこの献身的なチームと過ごした時間を特別なモノとして、次の章へと進む。シーズン終了の時まで、僕らは誰も努力を惜しまないと分かっている」
なお、ウイリアムズはラティフィの後任を「追って発表する」としている。後任候補にはデ・フリーズの他、FIA F2参戦中のローガン・サージェントの名前も挙がっている。
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