初日4番手ガスリー、本人も驚きの好ペース。慎重な姿勢は崩さず「予選は”厄介”な戦いになる」
アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1イタリアGP初日を4番手で終えたが、好調の理由を説明できないと話している。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
F1第8戦イタリアGP初日、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはFP1を6番手で終えると、FP2では4番手タイムを記録。レッドブルのマックス・フェルスタッペンを上回り、ホンダのパワーユニット搭載マシンでトップとなった。
ガスリーのチームメイトであるダニール・クビアトもFP1で4番手、FP2では7番手となっており、アルファタウリ勢にとっては順調な初日になったと言える。
ガスリーも「シーズン開幕からこれまでで最高の金曜日だった」と振り返った。
「午前は6番手、午後も4番手だった。クルマのフィーリングも良かった。プッシュできたし、良いラップをすることができた。とても快適に感じられた」
「僕たちにとってはポジティブな金曜日だった。残念ながら、終盤のロングラン中にダンパーの小さなトラブルがあった。だから、僕は早めに走行を切り上げなくちゃいけなかった。でも全体的に言えばかなりハッピーだった」
好ペースの原因は何なのかと訊かれ、ガスリーは「実際、僕たちにも分からないんだ!」と答えた。
「つまり、上位につけることができて僕たちも驚いたんだ。ダウンフォースが非常に低いモンツァ用のセットアップは、とてもうまく機能しているようだ」
「僕たちはまだ、明日に向けてもう少し改善することができる。そして、予選と決勝で使用できるエンジンモードに関しては、いくらか驚きもあると思う」
初日上位につけたにも関わらず、ガスリーは週末残りのセッションについて、慎重な姿勢を崩していない。
「間違いなくとても良い金曜日だったけど、まだ注意深くいる必要があると思う。普通なら、明日に向けてかなりの自信を持っているべきだが、とても僅差だ。特にここでは予選でのトウ(スリップストリーム)を正しく使うことが重要なんだ」
「FP2だけでも、どれだけそれが厄介か分かったと思う。誰も先頭を行きたがらなかった。明日はさらに悪化すると思う。トリッキーになるとは思うけど、日曜日には再びエキサイティングなレースができると確信している」
クビアトは、ガスリーと比べてFP2でのアタックをまとめきれなかったという。
「まだやるべきことがいくつかある」
そうクビアトは語った。
「オプション(ソフトタイヤ)での僕のラップは、完璧にクリーンなものではなかった。だから明日に向けて、今夜やることが少しある。それ以外の点では、スタンダードな金曜日だった」
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