F1 オーストリアGP

モントーヤ、“ペナルティ狂想曲”に一喝。「クレイジー! アウトサイドから来たら守るのは当然」

元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、F1オーストリアGPでオーバーテイクに対するブロックにペナルティが多く出されたことに関して“狂っている”と批判を展開している。

Luke Smith

Luke Smith

編集: 2021/07/09 14:25

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B,Lando Norris, McLaren MCL35M

 レッドブルリンクで行なわれたF1第9戦オーストリアGP決勝では、バトル時のブロック側の動きが問題視され、ペナルティが何度も科される事態となった。そして、元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、こうした裁定を疑問視し、批判を展開している。

 レース序盤にセルジオ・ペレス(レッドブル)がランド・ノリス(マクラーレン)をターン4のアウトサイドから追い抜こうとしたが、ペレスがグラベルへと追いやられる形となった。この件は審議対象となり、結局ノリスがコース外へと押し出したとみなされ、5秒間のペナルティが決定した。

 その後ペレスはシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのバトルにおいて、このシーンと同じ様な形で、ルクレールを2度コース外へ追いやった。この件ではペレスに2度同様のペナルティが科されている。

 ペナルティに関してはマクラーレン、そしてレッドブルの両者から批判が出ているが、F1レースディレクターのマイケル・マシはノリスがレギュレーションで要求されているスペースを残していなかったと説明している。

Read Also:

 “ペナルティ・パラダイス”とも揶揄されることになったオーストリアGPだが、元F1ドライバーでインディ500勝者のファン・パブロ・モントーヤは、ペナルティが“クレイジー”なものだと批判を口にした。

「レースで起こったことだが、何故ペナルティになるんだ? グラベルがあったからだろうか?」

 決勝レース後、モントーヤはmotorsportTVでそう語った。

「あそこがランオフエリアだったとしてもペナルティだったのだろうか?」

「もし誰かをバナナ状の縁石に追いやって、コースから追い出してもペナルティが無いのは何故だ? 何故ターン4ではペナルティが出るんだ? そこにグラベルがあるからだろうか? サイドバイサイドに並んで、トラックから押し出したら、ペナルティを受けるべきなのかだろうか」

「私にはクレイジーに思える。私見だが、もし私に決定権があるなら、アウトサイドにいてもそこに留まる権利は無いと言うだろう。それはカート時代から教えられてきたことだ」

「カートやスモールフォーミュラの考え方を変えない限り、難しいことだ。子どもたちは誰かがアウトサイドから追い抜きを仕掛けてきたなら、そいつらをトラックから追い出せ! そうしろ! と、言われてきたんだ」

「それで、何を期待していたんだ? 何故アウトサイドから回ることに怒るんだ?」

「最たる例はセルジオだろう。彼はアウトサイドから攻めた結果、グラベルへと落ちた。そしてその後は立場が逆転し、彼がイン側となり、アウトサイドから来たドライバーを振り落とした」

 モントーヤは、FIAがドライバーに対してホイールトゥホイールのバトルに関して明確なルールを示すべきだと考えている。ただ、マシン同士がサイド・バイ・サイドの状態にあると定義するにはグレーゾーンがあるとも認めている。

「難しいのは、ドライバーにレースの主導権を与えるか、スチュワードが“スペースを分けろ”と言うかだ」

「スペースを分け与える必要があるとしたら、定義が必要だ。マシンの半分が横に並んでいたなら、それがサイド・バイ・サイドなのか、どのタイミングでスペースを与えるのかという定義をだ」

「これは再び審議を求める声を生むだろう。そして審議を求めるときは本当に嫌な気分になるだろう。誰かが『俺はあそこにいると思っていた』と言っても、誰かは『いや、お前は十分離れていなかったし、(スペースが)足りていなかった』と言うだろうしね」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 マクラーレン、メルセデスと戦い3位も「現実的であること忘れるべからず」と代表が引き締め

次の記事 予選“紳士協定”破りにFIAは対処しろ! アロンソ、オーストリアGPで妨害受け声高主張

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Luke Smith



没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

F1

F1 2024/05/01

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」



”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

F1

F1

Aston Martin Silverstone Shakedown

2023/02/20

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役



ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

F1

F1 2023/02/19

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

最新ニュース



フェルスタッペンが今回も速い! 過去未勝利の”鬼門”で最速。大逆転目指すラッセル意地の2番手。アロンソ15番手|F1シンガポールGPスプリント予選

F1

F1 F1

シンガポールGP

30 分前

フェルスタッペンが今回も速い! 過去未勝利の”鬼門”で最速。大逆転目指すラッセル意地の2番手。アロンソ15番手|F1シンガポールGPスプリント予選



F1シンガポールGPスプリント予選速報|フェルスタッペン驚速でスプリントPP獲得! ラッセルが2番手。アロンソはSQ1突破も15番手

F1

F1 F1

シンガポールGP

50 分前

F1シンガポールGPスプリント予選速報|フェルスタッペン驚速でスプリントPP獲得! ラッセルが2番手。アロンソはSQ1突破も15番手



代役出走の卜部和久、FP2で16番手と上々のSFデビューも「もっとやれる。浮かれすぎないように」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

1 時間前

代役出走の卜部和久、FP2で16番手と上々のSFデビューも「もっとやれる。浮かれすぎないように」



F2参戦の噂も取り沙汰されるようになった坪井翔「チャンスが来るかは分かりませんが、準備はできているつもり」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

3 時間前

F2参戦の噂も取り沙汰されるようになった坪井翔「チャンスが来るかは分かりませんが、準備はできているつもり」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録