マヒンドラ、アレックス・リンの残留を発表。シムスとのコンビでシーズン7に臨む
マヒンドラは、アレックス・リンとフォーミュラEの2020-2021シーズンに向けた契約を交わし、アレクサンダー・シムスとコンビを組ませることを明らかにした。
写真:: Mahindra Racing
フォーミュラEに参戦しているマヒンドラは11月25日(水)、オンラインでプレゼンテーションを行ない、2020-2021シーズン(シーズン7)にアレックス・リンを起用することを発表した。
マヒンドラは8月の段階で、既にアレクサンダー・シムスの起用を発表している。そのため、これでふたりのドライバーが出揃った形となった。
これまでDSヴァージンやジャガーなどでフォーミュラEに参戦した経験を持つリンは、シーズン6(2019-2020シーズン)開幕時こそシートがなかったものの、8月のベルリン6連戦を前にマヒンドラを離れたパスカル・ウェーレインの後任としてチームに加入。6戦中3戦で入賞、ベストフィニッシュは5位という活躍を見せ、フル参戦したチームメイトのジェローム・ダンブロシオとわずか3点差のランキング17位でシーズンを終えた。
「マヒンドラ・レーシングの一員として、FIA フォーミュラE世界選手権のシーズン7に戻ってこられることに信じられないほど興奮している」
そうリンは語った。
「これまで何度もテストで『M7Electro』を走らせる機会をもらってきたけど、僕たちが作り上げてきたことには誇りを持っている。(開幕戦の)サンティアゴの(スタート)ライトが消えるまで自分たちの戦闘力を完全に把握することはできないけど、僕たちはコンスタントに優勝や表彰台を争うためにここにいる。それはチームの目標であり、僕の目標でもある」
「そういう点から僕はとてもワクワクしているし、チームのハードワークに報いるような結果を残すことに集中していくよ」
そんなリンのチームメイトとなるのは、シーズン6までBMWからフォーミュラEに参戦していたシムスだ。彼はサウジアラビアで行なわれた第2戦でフォーミュラE初優勝を挙げている。シムスはダンブロシオに代わってマヒンドラ入りすることとなったが、34歳のダンブロシオはレーシングドライバーを引退してベンチュリのチーム副代表に就任。引き続きフォーミュラEのパドックに残ることとなった。
シーズン6のマヒンドラはギヤボックスサプライヤーの変更に伴う信頼性の問題に悩まされ、シーズン1以来の表彰台ゼロに終わった。ディルバグ・ギル代表は、シーズン7は再び上位争いに帰ってこれると信じていると語った。
「我々はフォーミュラEでの7年目を迎えようとしている。そしてこれは世界選手権シリーズとしての初めてのシーズンとなる。マヒンドラ・レーシングにとっても信じられないほどエキサイティングだ」
「フォーミュラEはここまで強さを増してきており、その道のりに最初から参加できたことを非常に誇りに思っている」
「我々はアレクサンダー・シムスとアレックス・リンという強力なドライバーペアを擁し、M7Electroの開発に懸命に取り組んでいるところだ。今シーズンは表彰台に戻ってこれると確信している」
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