衰えを知らないエリオ・カストロネベス、46歳でデイトナ2連覇「情熱があるなら、ひたすら突き進むのみだ!」
デイトナ24時間レースで2連覇を達成したエリオ・カストロネベス。その喜びを興奮気味に語った。
写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images
メイヤー・シャンク・レーシングのアキュラを駆り、2022年のデイトナ24時間レースを制したエリオ・カストロネベス。昨年、共にデイトナでの勝利を味わったウェイン・テイラー・レーシングのリッキー・テイラーとの息詰まる攻防を制し、自身2連覇を成し遂げた。
昨年はデイトナ24時間に加え、インディ500での4勝目も達成したカストロネベスは、46歳にして未だアメリカのモータースポーツ界の中心的存在として君臨している。デイトナ2連覇のチェッカーを受けた直後、カストロネベスはNBCスポーツのレポーターに対して次のようにコメントした。
「46歳なのに22歳の気分だよ!」
「本当に素晴らしい気分だ。オートネーションにシリウスXM、メイヤー・シャンク・レーシング、そしてアキュラには感謝してもしきれない。彼らは僕に素晴らしいマシン、そしてシモン(パジェノー)、トム(ブロンクヴィスト)、オリバー(ジャービス)という素晴らしいチームメイトを与えてくれて『行け、行け!』と背中を押してくれた」
「そしてリッキー……彼にはこう冗談を言っていた。『3年間アキュラで色々教えてきたけど、全ては教えなかった。そりゃあ、少しは袖に忍ばせておかないとな!』みたいな感じでね」
「とにかく、みんなよくやってくれた。デイトナでフェンスを登れるとは思っていなかったし、今日、その夢が実現した。本当にすごいことだ」
「グループ全体に感謝している。みんなが自分の役割を果たしてくれて、最終的に僕がそこに『乗せて乗せて!』と言っただけ。最高だね」
カストロネベスが言うように、彼はチェッカーを受けた直後にマシンから降り、お馴染みの“スパイダーマン”のパフォーマンスを披露。フェンスによじ登って歓声に応えた。
その時の気分について聞かれたカストロネベスはこう答えた。
「信じられない気分だったよ。信じられない……」
「でも、情熱があって、自分の好きなことをやっているなら、ひたすら突き進むのみだ。雑音に耳を傾ける必要はない」
「それを続けている限り、とやかく言われる筋合いはない。やる気があって、ワクワクしていて、夢を実現したいという想いがあるから、それを続ける。そして今日、またひとつ大きなことを成し遂げたんだ」
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