予選順位のままでフィニッシュすればローソンが王座獲得! 三つ巴のSFタイトル最終決戦……その条件をおさらい
2023年のスーパーフォーミュラは、10月29日の最終戦を前に宮田莉朋、野尻智紀、リアム・ローソンの3名にタイトルの可能性が残されている。彼らが戴冠するための最低条件などをまとめた。
2023年シーズンのスーパーフォーミュラのタイトル争いが、ついに決着しようとしている。世界を目指す宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)の初タイトルか、野尻智紀が1984年〜1986年(全日本F2選手権時代)の中嶋悟以来となる3連覇を達成するのか、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)が1996年(フォーミュラ・ニッポン時代)のラルフ・シューマッハー以来のルーキーチャンプに輝くのか……注目度は俄然高まっている。
第9戦の予選では、ローソンがポールポジションを獲得し、野尻が3番手、宮田が4番手と、3者揃って上位のグリッドを獲得した。この予選でのボーナスポイントを反映させた、現在のポイントランキングはこうだ。
宮田莉朋:103.5ポイント
野尻智紀:98ポイント
リアム・ローソン:91.5ポイント
まず、ポイントリーダーの宮田は無論、自力でのタイトル獲得の可能性がある。優勝はもちろんのこと、2位でもライバルの結果に関係なくタイトルが決まる。
一方3位以下の場合は条件付きとなる。3位の場合は野尻が優勝しなければタイトル確定。4位、もしくは5位の場合はローソン2位以下、野尻3位以下でタイトルを獲得できる。例え無得点に終わっても、ローソンが3位以下かつ野尻が6位以下でチャンピオンだ。
ランキング2番手につける野尻は5位以上が絶対条件となるが、既に自力タイトルの可能性が消滅している。例え野尻が優勝しても、宮田が2位であればタイトルを逃すことになるからだ。
野尻は優勝なら宮田3位以下でタイトル獲得。2位ならば宮田4位以下、3位ならばローソン2位以下、宮田6位以下が条件となる。これらを鑑みると、野尻は現実的には2位以上に入ることでタイトルの確率が上がってくると言える。
Photo by: Masahide Kamio
一方宮田と12ポイント差のローソンにとっては、タイトル獲得のためには2位以上が必須。優勝なら野尻3位以下、宮田4位以下、2位なら野尻4位以下、宮田7位以下でタイトル獲得。やはりこの条件を見ると実質的には優勝がマストと言えるだろう。
ただ興味深いのは、今回31周で競われる第9戦の決勝レースが仮に予選順位通りの結果……つまりローソン優勝、野尻3位、宮田4位という結果で終わった場合、タイトルはローソンに転がり込むということだ(宮田とローソンは111.5点で同ポイントとなるが、優勝回数の差でローソンに軍配)。第8戦で振るわず大差がつき、劣勢になったと思われたローソンだが、第9戦予選での意地のポールで流れを引き寄せようとしている。
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。