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スーパーGT、今季はGT300のポイント圏が15台まで拡大。その他レース展開に影響与えるレギュレーション変更も

スーパーGTが2025年のスポーティングレギュレーションを発表。予選方式やポイントシステムなどに変更が加えられた。

Start action(GT300)

Start action(GT300)

写真:: Masahide Kamio

 スーパーGTのプロモーターであるGTアソシエイションは、2025年シーズンのスポーティングレギュレーション(SpR)、並びにそれに関連するブルテンを発行。ポイントシステムなどの変更が明らかとなった。

 昨年はタイム合算方式の予選を採用しながらも、今季は従来のノックアウト予選に戻すこととなったスーパーGT。ただそのノックアウト予選もフォーマットが若干変更されており、Q2の進出台数がGT500は10台、GT300は18台と従来より2台ずつ増える。なお、タイム合算で競われた昨年は予選ポイントが高くなっており、ポールポジション車両には3点、2番手に2点、3番手に1点が付与されていたが、こちらは「ポールポジション車両に1点」という従来の規則に戻る。

 そして今季の大きな変更のひとつと言えるのが、決勝順位に応じて与えられるポイントの配分だ。これまでは両クラスとも、1位から順に20-15-11-8-6-5-4-3-2-1と10位にまでポイントが与えられていた。しかし今季からはGT300の入賞圏が拡大し、25-20-16-13-11-10-9-8-7-6-5-4-3-2-1と15位までポイントが付与されるようになる。余談ではあるが、この配点は2輪ロードレース最高峰MotoGPと同じだ。

 これらのシリーズポイントに応じ、各クラス1点あたり2kgのサクセスウエイトがハンデとして搭載されることになっている。昨年のGT300クラスはシーズン途中からウエイトの上限が50kgになっていたが、今季は現状80kg上限に戻されている。したがって、開幕戦で優勝したチームがいきなりMAXウエイトに到達するというわけではなさそうだ。

 ちなみにGT300のサクセスウエイトに関しては、BoP重量や安全対策の追加重量などによってそもそもの車重が重くなり過ぎているという懸念から上限引き下げに至ったわけだが、今季開幕に向けてどのようなBoPが敷かれるかは開幕戦前に出されるブルテンで発表されることになる。

 その他レース展開に影響を与えそうなのが、タイムペナルティの追加。昨年までは、レース中に科すペナルティはドライブスルー、もしくはペナルティストップのふたつとされていた。そのため接触等の規則違反でペナルティを受けた車両は大きなタイムロスを強いられることが確実となっていたが、タイムペナルティの導入で罰則にも強弱がつけられると言える。

 タイヤに関しては、ウエットタイヤの規則が改められた。昨年からは300kmレースのタイヤ持ち込みセット数がドライ4セット、ウエット5セットとされていたが、今季はウエットが6セットに増加し、そのうち「少なくとも1セットはヘビーウエットコンディションでも機能するタイヤとすること」とされた。

 最近のウエットタイヤ開発は、実際にレースで使用する可能性が高い、雨量の少ない路面状況にフォーカスする傾向が強まっていた。ただ、その傾向が強まればすなわち、雨量の強い練習走行などでは走行を控えるチームが増えるという懸念が生じる。この規則変更で、観客の前でマシンがほとんど走らないといった状況を少しでも回避できるかもしれない。

 

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