ル・マン24時間:11時間経過し依然トヨタ7号車がトップ。僚友8号車との首位争いが続く
2021年のル・マン24時間レースはスタートから11時間が経過。この時点ではトヨタ勢がワンツー体制を築き、7号車が先頭を維持した。
写真:: Rainier Ehrhardt
2021年のル・マン24時間レースが開催を迎えている。開始から11時間が経過した現在、深夜の走行でもトップは依然としてTOYOTA GAZOO Racingの7号車のままだ。
ウエットコンディションでのスタートとなった後、レースはしばらく路面状況の影響もあり慌ただしい展開を見せていた。その後、レースは一度落ち着いた展開を見せていたが、5時間が経過した頃に再び雨が降り始めたことで、クラッシュが多発することとなった。
この雨では、LMP2クラスにアクシデントが続出。クラストップだったユナイテッド・オートスポーツの32号車オレカ07が、グラベルからシケインを抜けると、その先で同チームの23号車に接触してしまったのだ。さらに1号車オレカ07が74号車リジェに接触されてクラッシュ。こうしたアクシデントが続いたことで、レースは2度目のセーフティカーが出動した。
その後7時間目にもセーフティカーが出動。この原因は56号車ポルシェ911だった。同車はタイヤウォールに突っ込んでしまったのだ。
また8時間が経過した頃、25号車アウルス01がダンロップカーブでタイヤウォールに激突。これによってまたもセーフティカー出動となった。
以降も66号車フェラーリ488がコース上にストップするなどしてスローゾーンとなる場面もあったが、セーフティカー出動には至らない状態でのレースが続いた。
クラス順位に目を向けると、LMHクラスはトヨタ勢2台が変わらずトップ。7号車を8号車が同一周回で追い、36号車アルピーヌが3ラップ差、グリッケンハウスは708号車が4ラップ差で前を追っている。アルピーヌは開始からトヨタ勢に食らいついていったが、7時間が経過した頃にマチュー・ヴァクシヴィエールがスピンし第1シケインのグラベルに捕まってしまい、ここでタイムをロスしてしまった。
LMP2クラスはTEAM WRTの31号車がクラストップ。レース序盤にトップを走っていたJOTAの28号車は5番手にポジションを落としている。LM-GTE Proは依然として51号車フェラーリが首位を走り、63号車シボレーがそれを追う展開となっている。
LM-GTE AmはAF CORSEの83号車がクラストップ。木村武史の参加するケッセル・レーシング57号車フェラーリはクラス上位につけていたものの、開始9時間頃にマシントラブルでコース上にマシンを止めてしまった。また星野敏、藤井誠暢が乗るDステーション・レーシング777号車はクラス9番手を走行している。
青木拓磨が参加する”Innovative car”と呼ばれる特別枠で参加している84号車ソーセ・レーシングチーム41は、総合45番手だ。
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