WEC上海FP3:トヨタ本領発揮? 小林可夢偉のトヨタ7号車、1秒差つけて首位
WEC上海のフリー走行3回目が行われ、トヨタTS050 HYBRIDの7号車がトップタイムをマークした。
FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦上海4時間レースのフリー走行3回目は、トヨタ7号車の小林可夢偉が1分47秒184を記録し、首位となった。
1周あたり2.74秒もの重いハンディキャップを背負うトヨタ勢はFP1、FP2ともにトップを逃していた。しかし、FP3では60分のセッション開始時にトヨタ7号車が予選シミュレーションを実施。小林のドライブで、最速タイムをマークした。
2番手はチームLNTのジネッタ5号車。トヨタ7号車とは1.009秒差だった。ジネッタの6号車も3番手に続き、レベリオン・レーシングの1号車を上回った。
トヨタの8号車はレースに向けた作業を進めていたのか、ブレンドン・ハートレーが記録したタイムで僚友7号車から3.293秒遅れの総合10番手。LMP2クラスのマシンにも先行を許した。
LMP2クラスは、前戦富士でクラス優勝を果たしたレーシング・チーム・ネダーランド29号車が首位。ニック・デ・フリーズが最速タイムをマークした。山下健太が所属するハイクラス・レーシング33号車はクラス8番手だった。
LM-GTE Proクラスは、ポルシェ92号車がフェラーリ51号車に0.825秒差をつけて首位。LM-GTE AmクラスはFP2に続き、チーム・プロジェクト1の56号車ポルシェがトップ。石川資章とケイ・コッツォリーノが乗るMRレーシングのフェラーリ70号車はクラス12番手だった。
WEC上海 FP3タイム結果
順位 | # | ドライバー | クルマ | クラス | 周回数 | タイム | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | マイク コンウェイ 小林 可夢偉 ホセ・マリア ロペス |
Toyota TS050 Hybrid | LMP1 | 28 | 1'47.184 | |
2 | 5 | ジョーダン キング Ben Hanley Egor Orudzhev |
Ginetta G60-LT-P1 | LMP1 | 27 | 1'48.193 | 1.009 |
3 | 6 | Charlie Robertson Mike Simpson Guy Smith |
Ginetta G60-LT-P1 | LMP1 | 24 | 1'48.680 | 1.496 |
4 | 1 | ブルーノ セナ グスタボ メネゼス ノーマン ナトー |
Rebellion R13 | LMP1 | 23 | 1'49.450 | 2.266 |
5 | 29 | Frits van Eerd Giedo van der Garde ニック デ・フリーズ |
Oreca 07 | LMP2 | 26 | 1'49.637 | 2.453 |
6 | 37 | ホーピン タン Gabriel Aubry Will Stevens |
Oreca 07 | LMP2 | 27 | 1'49.748 | 2.564 |
7 | 38 | ロベルト ゴンザレス アントニオ フェリックス・ダ・コスタ アンソニー デビットソン |
Oreca 07 | LMP2 | 25 | 1'49.879 | 2.695 |
8 | 22 | Philip Hanson Filipe Albuquerque Paul di Resta |
Oreca 07 | LMP2 | 23 | 1'49.890 | 2.706 |
9 | 36 | トーマス ローラン アンドレ ネグラオ ピエール ラグエス |
Alpine A470 | LMP2 | 21 | 1'50.465 | 3.281 |
10 | 8 | セバスチャン ブエミ 中嶋 一貴 ブレンドン ハートレー |
Toyota TS050 Hybrid | LMP1 | 25 | 1'50.477 | 3.293 |
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