テストで好タイムが続いたウイリアムズ、台風の目となるか? 最終日担当アルボンからもポジティブなコメント
バーレーンでのF1プレシーズンテストでは好タイムが目立っていたウイリアムズ。アレクサンダー・アルボンは全体的にポジティブなテストだったと語り、開幕戦に向けて順調に準備が進んでいることをうかがわせた。
Alex Albon, Williams FW47
写真:: Erik Junius
バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1プレシーズンテスト。その中で印象的だったことのひとつが、ウイリアムズが軒並み上位のタイムを記録したことだ。
昨年はコンストラクターズ9位に沈み、クラッシュの連鎖からマシン開発にも大きな打撃を受けたウイリアムズ。今季はアレクサンダー・アルボンのチームメイトに経験豊富なカルロス・サインツjr.を獲得し、実力者コンビでシーズンを迎えた。
新車FW47を投入したバーレーンテストでは、初日にふたりのドライバーがマシンをシェアし、2日目はサインツ、3日目はアルボンが担当する形に。2日目にサインツが記録した1分29秒348は結果的にテスト全体での最速タイムとなり、アルボンも3日目に3番手(テスト総合6番手)のタイムをマークした。
当然テストであるため各チームがどれほど本来の実力を隠しているかは不明であり、アルボンの3日目のベストタイムは他の上位陣より1段階柔らかいC4タイヤだったことなども考慮する必要がある。それでもウイリアムズ勢はアルピーヌのピエール・ガスリーと共に、いわゆる“中団勢”で目立ったタイムを記録しており、シーズン本番でどのようなパフォーマンスを見せるのか注目される。
テスト最終日に137周とまずまずの周回をこなしたアルボンは、チームの公式コメントで次のように述べた。
「3日目が終わった! トリッキーな1日だったね」
「他のドライバーがどうだったかは分からないけど、午前中は風の影響で本当に大変で、なかなかリズムに乗ることができなかった。またマシンにもいくつか問題が発生して、それが原因でスケジュールが遅れてしまった。だから本調子に持っていくのが少し難しかった」
「でも最後には、しっかりとロングランをこなすことができ、パフォーマンスラン寄りの走行も少しできた。締め括りにはさらにロングランを重ねたので、全体的にはポジティブだ」
「僕たちが集中すべきエリアについて、データを解析する必要がある。でもどこにタイム(の伸びしろ)があるのか分かっているのは良いことだし、それほど難しいことだとは思わない。だからそのあたりを調整して、メルボルンに向けて準備を進めていく」
このように、ポジティブな感触を得ていることをうかがわせたウイリアムズのアルボン。ただその一方でライバルになるであろうレーシングブルズも、ロングランに手応えを得ていると角田裕毅がコメントするなど、侮れない存在と言える。今季は昨年以上に争いが激化するかもしれない。
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