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レースレポート

F3マカオ:フェルシュフォー、ヴィップス抑えマカオを制す! 角田裕毅は11位

F3マカオGPの決勝レースは、リチャード・フェルシュフォー(MPモータースポーツ)がマカオ初参戦で初優勝を飾った。

Richard Verschoor, MP Motorsport.

 第66回マカオGP FIA F3ワールドカップの決勝レースが行われ、リチャード・フェルシュフォー(MPモータースポーツ)が優勝を飾った。

 今年からFIA F3規格の車両によって争われているF3マカオGP。今季のスーパーフォーミュラにスポット参戦し、前日の予選レースを制したユーリ・ヴィップス(ハイテック)がポールポジション。角田裕毅(ハイテック)は16番手からレースに臨んだ。

 スタートでは、ヴィップスがトップをキープ。後続を抑えながらコース最大のオーバーテイクポイントであるリスボア・コーナーへ向かった。

 その後ろでは、ロバート・シュバルツマン(プレマ)、クリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)が激しいバトルを展開。4番手スタートのフェルシュフォーは、バトルを繰り広げる両者の隙をつき、最内にマシンをねじ込んだ。

 高速の右コーナーであるマンダリンで接触し、フロントウイングにダメージを負ってしまったシュバルツマンは、リスボアのエスケープゾーンでマシンを止めて痛恨のリタイア。リスボアで最内を突いたフェルシュフォーが2番手に浮上、スタートからふたつポジションを上げることに成功した。

 ヴィップスは一気に後続を突き放すべくプッシュを開始。フェルシュフォーをDRS圏外に追いやり、快走を続けた。

 しかし3周目、レオナルド・プルチーニ(カンポス)がリスボアでタイヤバリアに突き刺さってしまった。さらにはフェルディナンド・ハプスブルグ(ARTグランプリ)もマウンテン区間で激しくクラッシュしてしまい、セーフティカーが出動。ヴィップスのリードは帳消しとなった。この時点で、角田は上位のマシンが姿を消したこともあり、12番手につけた。

 残り8周からレース再開。ヴィップスのスリップストリームをうまく利用し、フェルシュフォーがリスボアでオーバーテイクに成功、トップに躍り出た。また、角田もひとつポジションを上げた。

 その後、ソフィア・フルーシュ(HWA)がストレート区間でマシンを止めたため、バーチャルセーフティカーが出された。マシン撤去に時間はかからず、すぐにこれが解除されたが、レース再開時にフェルシュフォーがウォールに軽くタッチする場面もあった。

 マウンテン区間でうまく差を詰めたヴィップスは、ストレートでフェルシュフォーに並ぶが、リスボアでタイヤをロックさせ、危うくクラッシュしかけてしまう。

 これでフェルシュフォーとの差が開いてしまったヴィップス。DRSを使いながら逆転を目指しギャップを詰めていく。

 しかし、フェルシュフォーはメルコ・ヘアピンの立ち上がりで差を広げるなど隙を見せず、ファイナルラップのリスボアを先頭で通過。そのままトップでチェッカーを受けた。

 フェルシュフォーは、マカオGP初参戦で初優勝。今季参戦しているFIA F3選手権では最高位が4位だっただけに、フェルシュフォーは表彰台で喜びを爆発させた。

 一方で週末を通して終始速さを発揮しながらも優勝を逃したヴィップスは、悔しそうな表情を見せた。

 3位には、ルンガーとのバトルを制したローガン・サージェント(カーリン)が入った。

 角田はリスタート後に13番手までポジションを落としてしまう場面もあったが、着実にオーバーテイクを重ね11位でフィニッシュした。

 F3マカオ3連覇を目指したダニエル・ティクトゥム(カーリン)は13位、ラルフ・シューマッハーの息子であるダビッド・シューマッハー(ザウバー/チャロウズ)は21位だった。

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【リザルト】第66回マカオGP FIA F3ワールドカップ:決勝レース

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