ローラ、ヤマハと組み2024-2025シーズンからフォーミュラE参戦! パワートレインを共同開発へ「この技術はさまざまな形態で応用が可能」……チームは近々発表か
老舗レーシングコンストラクターであるローラは、日本のヤマハとパートナーシップを結んでシーズン11(2024-2025シーズン)のフォーミュラEに参戦することを発表。ローラはパワートレイン開発・供給を通し、その技術を様々な形で応用したい構えだ。
フォーミュラE東京E-Prixの開幕を目前に控えた3月28日、都内で記者会見が実施され、老舗のレーシングカーコンストラクターであるローラ・カーズが日本のエンジンメーカーであるヤマハ発動機と技術提携を結び、シーズン11(2024-2025シーズン)からフォーミュラEに参戦することが明らかにされた。
ローラは持続可能なモータースポーツに向けて、電動化、水素、そして持続可能燃料・材料の分野に焦点をあてているという。その中で今回ヤマハと複数年のパートナーシップを結ぶことで、共同でパワートレインを開発、供給するという形でフォーミュラEに参戦するという。ローラのプレスリリースでは両社の提携について「これはGen3 Evoとなる2024/2025シーズンのフォーミュラEに参戦する機会を提供するだけでなく、世界的なモータースポーツへの参戦機会、広範囲なゼロエミッション輸送の機会を創出する」としている。
ローラ・カーズのモータースポーツディレクターであるマーク・プレストンはプレスリリースに次のようにコメントした。
「フォーミュラEに参戦することを発表でき、感激している。我々にとっては、これがローラがサーキットに戻ってくるということ以上に、技術開発の素晴らしいプラットフォームを手にしたことを意味する」
「ローラ・カーズにはシャシーと空力設計における輝かしい成功の歴史がある。このプロジェクトによって、モータースポーツ技術の未来を定義するローラの広範な計画の基礎として、ソフトウェアに焦点を当てた独自の電動化プラットフォームを据えることができる」
またプレストンは会見の中で、チームなど詳細については東京E-Prixの後、近々発表できるだろうとコメントしている。
そして2022年に歴史あるローラ社を買収し、現在は会長を務めるティル・ベクトルシャイマーは次のようにコメントした。
「我々はフォーミュラE選手権の参戦にあたり、ヤマハと提携できることを非常に嬉しく思う。世界で最も革新的なOEM企業でもあるヤマハからこのプロジェクトの重要なパートナーに選ばれたということは、我々がローラで築き上げてきたチームのレベルの高さを示している」
「このプロジェクトの焦点は、ローラが全面的に投資している技術開発にある。我々はフォーミュラEにおける350kWの電動パワートレインを、今後数年間、トップクラスの国際モータースポーツのさまざまな形態で応用が可能な基礎技術だと考えているのだ」
そんなローラと手を組み、4輪モータースポーツの世界選手権へと再び参戦することになるヤマハ。ヤマハ発動機の常務執行役員である丸山平二氏も、今回の提携に際して「弊社でもサステナビリティに貢献する様々な技術の研究開発を加速しています。持続可能なモータースポーツを目指すローラの哲学にも共感しており、このようなパートナーシップを結べたことを大変嬉しく光栄に思います」とコメントを寄せた。
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