ジュリアーノ・アレジ、SF&SFライツのダブルエントリーも大歓迎「走るのが大好きだから!」
スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿で同カテゴリーへのデビューを果たすジュリアーノ・アレジは、スーパーフォーミュラ・ライツとダブルエントリーしていることに関して非常に前向きに捉えているようだ。
写真:: Masahide Kamio
鈴鹿サーキットで行なわれるスーパーフォーミュラ(SF)第2戦では、ジュリアーノ・アレジがKuo VANTELIN TEAM TOM’Sからスーパーフォーミュラデビューを果たす。彼は予選日に行なわれた記者会見の中で、デビューにあたっての意気込みや、スーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)とのダブルエントリーについて語った。
来日から約2ヵ月が経ったアレジは、日本語もメキメキと上達。記者からの質問にもほとんど日本語で返答していた。その中で多く話題にあがったのが、今週末のSFライツとのダブルエントリーだ。
アレジは今季、TOM’SからSFライツにフル参戦しており、開幕の富士大会では表彰台も獲得した。今回はWEC(世界耐久選手権)参戦の関係で欠場する中嶋一貴の代役としてスーパーフォーミュラでもTOM’Sのマシンを走らせることとなったが、併催されるSFライツ鈴鹿大会も欠場することなくエントリーしている。
今週末のSFライツ鈴鹿大会は、第4戦〜第6戦の3レースが予定されている。4月24日(土)はスーパーフォーミュラ予選終了後、すぐにSFライツ第4戦が行なわれるようなスケジュールとなっており、25日(日)もスーパーフォーミュラのフリー走行が終了した20分後にSFライツ第5戦のスタート進行が始まり、14時半からのスーパーフォーミュラ決勝が終わった後は休む暇なくSFライツ第6戦に臨むような形となる。
アレジにはこのような過酷なスケジュールが待ち構えている訳だが、本人は体力的にも問題ないと考えているようだ。
「初めてふたつの違うカテゴリーで走ることになるから、新しい経験だね。でも僕のフィジカルコンディションはオーケー」とアレジは言う。
「ライツのクルマもスーパーフォーミュラのクルマも習っている途中だけど、僕は2年間F2をやっているからね。スーパーフォーミュラの方がF2よりもっと速いけど、(性能的に)それほど遠くないから大丈夫。ただ、SFとSFLの差は大きいから、適応が必要だね」
また、SFライツでアレジのチームメイトである小高一斗も、小林可夢偉の代役として開幕戦からKCMGの一員としてスーパーフォーミュラに参戦している。ただ小高はスーパーフォーミュラに参戦する際はSFライツにエントリーしていない。この件についてどう思うか尋ねられたアレジは次のように返答し、ダブルエントリーを非常にポジティブに捉えていると話した。
「そこは僕がとやかく言うことではないから……正直あまり聞いていないんだ。でも僕は彼らに言われたことは何でも、笑顔で全力でやるよ。僕は走るのが本当に好きだからね!」
「ふたつのカテゴリーを走れることは嬉しかった。小高選手に関しては既にSFライツ(全日本F3時代含む)で2シーズン走っているから、経験もある。僕は2月にここに来たばかりだから、たくさん走れた方がいいんだ」
「チームから何かを指示されたら、僕はそれがベストな選択肢だと信じるよ」
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