Wシリーズの2020年参戦ドライバー、18名が決定。小山美姫もラインアップ
世界最速の女性ドライバーを決める戦い”Wシリーズ”の2020年シーズン参戦ドライバー18人が発表。日本から参戦する小山美姫も、2年目の挑戦を行うことが決まった。
女性だけのシングルシーター選手権であるWシリーズが、2020年シーズンに参戦する20人のドライバーのうち、18人を発表した。
Wシリーズは、2020年シーズンのドライバーを選出するテストを、9月にスペイン南部のアルメリアで開催。ラップタイムの評価と、その後のデータ分析を踏まえ、6人の新規参戦ドライバーを選出した。これにより、2019年シーズンでランキング上位に入り、すでに自動的に参戦権を手にしている12人を加えた18人の、2020年シーズン参戦ドライバーが出揃った。
ただ最終的には20人のドライバーが参加する予定となっているため、残り2名は追加で後日発表されることになっている。
現時点で参戦が確定しているのは、次の18名だ。
ジェイミー・チャドウィック(英国)21歳
ベイスク・フィッセール(オランダ)24歳
アリス・パウエル(英国)26歳
マルタ・ガルシア(スペイン)19歳
エマ・キミライネン(フィンランド)30歳
ファビエナ・ウォルエン(リヒテンシュタイン)21歳
小山美姫(日本)21歳
サラ・ムーア(イギリス)25歳
ヴィッキー・ピリア(イタリア)25歳
タスミン・ペッパー(南アフリカ)29歳
ジェシカ・ホーキンス(イギリス)24歳
サブレ・クック(米国)24歳
アイラ・アグレン(ノルウェー)25歳-新規参戦
アビー・エアトン(イギリス)27歳-新規参戦
ベレン・ガルシア(スペイン)20歳-新規参戦
ネレア・マルティ(スペイン)17歳-新規参戦
イリーナ・シドルコワ(ロシア)16歳-新規参戦
ブルナ・トマセッリ(ブラジル)21歳-新規参戦
今回のドライバー発表に伴い、WシリーズのCEOであるキャサリン・ボンド・ミュールは、次のようにコメントを発表した。
「ブランズハッチで2019年のWシリーズ最終戦が終わるとすぐに、我々は2020年シーズンの準備を始めました。2020年に向けては、40人以上の新たなドライバーが我々のレースに参戦したいとアピールし、先月アルメリアで3日間にわたってコース上でのテストを行いました。そしてその後のラップタイムとデータ分析の結果、2020年のWシリーズに参戦する20人のドライバーのうち、最初の18人を発表できるようになったのです」
「とても印象的なリストになりました。2019年シーズンの上位12人のドライバーに加え、アルメリアで好成績を収めた6人のドライバーが名を連ねました。結果、経験豊富なフィンランド人ドライバーのエマ・キミライネン(30歳)から16歳のイリーナ・シドルコワ(ロシア)まで、12ヵ国18人で構成されることになったのです」
「選ばれなかった人たちもいます。しかし残念ながら彼らの失望は、単により高いレベルのスポーツにおけるアスリートが直面するリスクの一例に過ぎないのです。勝者がいる一方で、敗者も多いのです」
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