日本ともつながりが深いラリー界のレジェンド、ハンヌ・ミッコラ氏亡くなる。享年78歳
フォードやトヨタ、アウディで活躍したラリー界のレジェンド、ハンヌ・ミッコラ氏が2月26日に亡くなった。
写真:: LAT Images
世界ラリー選手権(WRC)通算18勝を誇るラリー界のレジェンド、ハンヌ・ミッコラ氏が、がんのため2月26日に死去した。78歳だった。ミッコラ氏の息子らが27日に明らかにした。
フィンランド出身のミッコラ氏は、1963年に国内でラリー活動を開始。1973年からラリー競技の最高峰に位置する世界選手権としてスタートしたWRCに、フォードのワークスドライバーとして参戦した。
1975年からはトヨタ、1978年からは再びフォードでWRCを戦っている。1981年からはWRCに革命をもたらした4輪駆動のターボマシン、アウディ・クワトロを駆り、4勝を記録した1983年にドライバーズタイトルを獲得した。
さらに1988年からはマツダ・ラリーチーム・ヨーロッパに加わり、1991年にセミリタイアするまでマツダのWRC活動に尽力した。
1993年にはスバルやトヨタでスポット参戦するなど、日本のメーカーともつながりが深いドライバーだった。WRC参戦前の1968年には日産フェアレディでモンテカルロラリーにも出場している。
WRCでの通算勝利数は18勝。これは歴代10位タイの記録だ。そのうち7勝を、地元フィンランドの1000湖ラリーで挙げている。最後の勝利は、1987年のサファリラリーだ。
Hannu Mikkola, Arne Hertz, Audi Quattro on their way to 1000 Lakes victory in 1983, the year they clinched the championship.
Photo by: Motorsport Images
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