レーシングブルズ、モナコで2台Q3進出。マルコ博士は6番手ハジャーを賞賛「2回もクラッシュしたのによく立て直した」
F1モナコGPでアイザック・ハジャーとリアム・ローソンが共に予選Q3に進出したレーシングブルズ。ヘルムート・マルコは、特に6番手に入ったハジャーの働きぶりを賞賛した。
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
F1第8戦モナコGPの予選において、中団勢で最も輝きを放ったのがレーシングブルズだった。2台揃ってQ3に進出し、アイザック・ハジャーが6番手(決勝は5番グリッド)、リアム・ローソンが9番手。抜きづらく予選が重要なモナコにおいて、大量ポイントを獲得するチャンスと言える。
特にレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが印象的だと語ったのが、ハジャーの健闘だ。
ルーキーのハジャーは金曜FP2で2回もウォールの餌食となり、モンテカルロの洗礼を受けた。1回目は左側のウォールすれすれを通過することで知られるヌーベルシケインでわずかに行き過ぎてしまい、左リヤタイヤをヒット。その後は1コーナーのサンテ・デボーテで止まりきれずにバリアにぶつかってしまった。
本来であれば度重なるクラッシュが尾を引き、それが後々のパフォーマンスに影響してしまってもおかしくないところ。特に限界ギリギリ、クラッシュ寸前のところを攻めなければいけないモナコではなおさら……しかしその中で6番手に食い込んで見せたハジャーの走りには、マルコも驚かされたようだ。
「彼は2回もクラッシュをしたが、そこから力強く立て直した。これは彼がいかに素質を持っているかと示している」とマルコは言う。
「彼の学習と進歩のスピードは目を見張るものがある」
またハジャー本人も、2度のクラッシュがあった金曜フリー走行を終えた際にも自信と手応えを感じていたというが、FP3の結果が振るわなかったことから予選に向けてやや弱気になっていたようだ。彼は予選後にこう振り返った。
「昨日(金曜日)はポジティブな一日で、最終的にはリアムと良い形で終えられたけど、今朝は本当にひどかった」
「(FP3は)正直言ってクリーンなセッションではなかった。マシンは運転しやすいとは言えず、いくつかミスもした。少し無理をしすぎた部分もあったし、限界を超えてしまったところもあった。でも、このコースで速く走るにはそれが必要なんだ」
「予選前の自信はあまりなかったけど、それでもラップを重ねるごとに前進できて、それが結果につながった。6番手は僕たちにできる最大限だったと思う」
このようにハジャーはFP3のマシンが走らせにくい状態であったと語ったが、マルコはレーシングブルズのVCARB 02はレッドブルRB21と比べれば運転しやすく、その点も結果に繋がっているだろうと語った。
「このサーキットだけではなく、彼らは多くのレースでQ3に進んでいる」
「それはマシンが速く、しかもレッドブルのマシンと比べて走らせやすいという証拠だ」
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