予選レポート

F1 エミリア・ロマーニャGP

レッドブル角田裕毅、クラッシュで散る……! ピアストリが今季3度目のポールポジション獲得|F1エミリア・ロマーニャGP予選

F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選セッションでは、マクラーレンのオスカー・ピアストリがポールポジションを獲得した。レッドブルの角田裕毅はQ1でのクラッシュによりノータイムとなった。

滑川 寛

公開日時: 2025/05/17 16:06

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

写真:: Red Bull Content Pool

 イモラ・サーキットで開催されているF1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選では、マクラーレンのオスカー・ピアストリがポールポジションを獲得した。レッドブルの角田裕毅はクラッシュを喫した。

 ヨーロッパ3連戦の初戦となる今回のエミリア・ロマーニャGP。ここまでのフリー走行ではマクラーレンが3連続でワンツーと、シーズン序盤同様の速さを見せていた。予選では、ここに誰が食らいついていくのかが注目された。

角田裕毅&コラピントが大クラッシュ|Q1

 18分間のQ1が開始されると、各車がタイミングを見ながらコースイン。狭いイモラではトラフィックなどの影響を受けやすく、トップチームであったとしても15番手以内に入ることができないという危険性がある。そのため“とりあえず”のバンカータイムを出すためアタックを開始した。

 角田も新品のソフトタイヤで最初のタイム計測に臨んだが、ビルヌーブ・シケインの縁石でマシンの挙動が乱れてスピン。そのままウォールに激突したマシンは錐揉み状態で宙を舞った。

 マシンが大破するクラッシュとなったが、幸いにも角田は無事。自力でマシンを降り、その後メディカルセンターでの予備的な検査で問題なしと判断された。

 このクラッシュによってセッションは一時赤旗中断となったが、角田のマシン回収とコースのバリア修復が済むと、残り12分で再開された。

 19台が最初のタイム計測を終えた時点でトップに立っていたのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。2番手にピアストリ、3番手にはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソがつけた。

 残り時間が4分を切ると、首位フェルスタッペンを除き、Q1突破を目指すドライバーが2回目のタイム計測のためにコースイン。ピアストリやアロンソもアタックに入ることなくピットへと戻った。

 ソフトタイヤよりも相性が良いのか、アストンマーティンのランス・ストロールはミディアムタイヤを投入し4番手タイムを刻んだ。

 すると2度目の赤旗が提示された。今度はアルピーヌのフランコ・コラピントがタンブレロ出口でスピンを喫し、クラッシュを喫したのだ。この赤旗でQ1は終了となった。

 Q1ではレーシングブルズのリアム・ローソン、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、ハースのエステバン・オコンがノックアウト。そしてもう1台のハースに乗るオリバー・ベアマンは赤旗の影響によりタイムを記録することができず、ここで姿を消すこととなった。

サインツJr.がトップタイム|Q2

 Q1が大荒れの展開となったことから、開始時間が遅れた15分間のQ2。クラッシュを喫したコラピントを除く14台が最初のタイム計測を終えた時点ではピアストリが暫定トップに立ち、チームメイトのランド・ノリスが2番手、フェルスタッペンが3番手で続いた。ただ、この計測ではユーズドタイヤを履いていたドライバーも少なくなかった。

 残り4分30秒を切ると、各車が続々とコースイン。トップ3はユーズドタイヤを履き、アストンマーティン勢は新品ミディアムタイヤを投入した。

 ここでウイリアムズのカルロス・サインツJr.は1分15秒198を叩き出し、Q2トップ通過。アストンマーティン勢やアルピーヌのピエール・ガスリー、レーシングブルズのアイザック・ハジャー、もう1台のウイリアムズに乗るアレクサンダー・アルボンがトップ10に食い込んだことで、フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは11番手〜12番手でまさかのQ2敗退となった。

 メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリや、ザウバーのガブリエル・ボルトレトもQ3へ駒を進めることはできなかった。

ピアストリがポール獲得!|Q3

 ポールポジションを決める12分間のQ3。最初のアタックではフェルスタッペンが1分14秒772をマークしてまずは暫定トップに立った。ピアストリが0.049秒差で2番手、ノリスが0.190秒差で3番手に並んだ。

 残り4分を切ったところで10台が再びコースイン。アストンマーティン勢はQ3最初のアタックでは新品のソフトタイヤを選択していたが、ここではユーズドのミディアムタイヤを選択。新品ソフトタイヤを使い切ったメルセデスのジョージ・ラッセルも新品ミディアムタイヤを履いた。その他のドライバーは新品ソフトタイヤだった。

 まずはピアストリがアタックをまとめ上げて1分14秒670を記録して、トップに浮上。ノリスは自己ベストタイムを更新できず……フェルスタッペンはセクター1で全体ベストをマークしたものセクター2での遅れが響き、ピアストリに0.034秒届かなかった。

 これでピアストリは今季3回目のポールポジションを獲得し、フェルスタッペンが2番手となった。3番手にはラッセル。硬めのコンパウンド選択が活きたか、ピアストリから0.137秒差の1分14秒807をマークした。

 4番手ノリス以下は、アロンソ、サインツJr.、アルボン、ストロール、ハジャー、ガスリーというトップ10だった。ベスト・オブ・ザ・レストは、こちらもミディアムタイヤ選択のアロンソだ。

順位結果詳細 リタイア原因など Driver Info Driver Info

   

1

 - 

4

   

順位結果詳細 リタイア原因など

   

1

 - 

2

   

順位 ドライバー #   シャシー エンジン 周回数 タイム 前車との差 タイヤ 平均速度 1 Australia オスカー ピアストリ マクラーレン 81 McLaren-Mercedes MCL39 McLaren Mercedes 6

1'14.670

  S 236.673 2 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1 Red Bull Racing-Honda RBPT RB21 Red Bull Red Bull 6

+0.034

1'14.704

0.034 S 236.565 3 United Kingdom ジョージ ラッセル メルセデス 63 Mercedes F1 W16 Mercedes Mercedes 6

+0.137

1'14.807

0.103 M 236.239 フルリザルトを見る  

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1エミリア・ロマーニャ予選速報|ピアストリがフェルスタッペンを0.034秒差で下しポール獲得。角田裕毅は大クラッシュ

次の記事 角田裕毅、予選Q1の大クラッシュを謝罪「不必要だった……マシンを理解しないまま、あんなに攻める必要はなかったのに……」

More from

滑川 寛



勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

Sponsored

Sponsored 11 ヵ月前

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」



レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 年前

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信



神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 年前

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

最新ニュース



復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

7 時間前

復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」



WECフェラーリ、富士6時間は今季最悪のレースに「あらゆることがうまくいかなかった」残り2戦で逆襲目指す

WEC

WEC WEC

Fuji

7 時間前

WECフェラーリ、富士6時間は今季最悪のレースに「あらゆることがうまくいかなかった」残り2戦で逆襲目指す



なぜMissionH24は燃料電池を止め、水素V6を選んだのか。 トヨタと描き直すル・マンへの道

WEC

WEC WEC

Fuji

8 時間前

なぜMissionH24は燃料電池を止め、水素V6を選んだのか。 トヨタと描き直すル・マンへの道



ピアストリ、表彰台逃した痛恨のミスに違和感?「一瞬でフロントタイヤが両方ロックするなんて……」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

9 時間前

ピアストリ、表彰台逃した痛恨のミスに違和感?「一瞬でフロントタイヤが両方ロックするなんて……」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録