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フリー走行レポート

各車スプリント&決勝に向けた準備に集中。ラッセル、今季初のセッショントップ|F1第4戦エミリア・ロマーニャFP2

F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行なわれ、メルセデスのジョージ・ラッセルがトップ。アルファタウリの角田裕毅は8番手だった。

George Russell, Mercedes W13

写真:: LAT Images

 F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目は、メルセデスのジョージ・ラッセルがセッショントップとなった。

 スプリントフォーマットで開催されている今回のエミリア・ロマーニャGP。このフォーマットでは、フリー走行2回目は予選後に行なわれるため、すでにマシンはパルクフェルメ規定により、大きく変更できない状態となっている。そのため、スプリントや決勝に向けた確認作業やタイヤのデータ収集くらいしかやることがないと、ドライバーたちからは不満が噴出していた。

 ただ今回は、FP1がウエットコンディション。予選もQ1、Q2ではソフトタイヤで走れたものの、ミディアムタイヤやハードタイヤでは全く走れていない状態のため、青空が広がったFP2は今後に向けて貴重なセッションとなった。

 気温19度、路面温度31度というコンディションで60分間のセッションがスタート。アルピーヌのフェルナンド・アロンソがハードタイヤでインスタレーションラップを実施した以外、各車ソフトタイヤかミディアムタイヤで走行。アルファタウリは、角田裕毅がミディアムタイヤ、ピエール・ガスリーがソフトタイヤで走り、データを集めた。

 一方、予選Q3でマシンストップしたバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)の他、ダニエル・リカルド(マクラーレン)のマシンがジャッキアップ。クルーがフロアを外して作業を行ない、ボッタスとリカルドは全く走れないまま、ピットでセッションを見守った。

 セッション前半が終わった段階で、トップはメルセデスのラッセル。短い走行を繰り返して、1分19秒457をマークした。一方、2番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)はソフトタイヤで18周の連続走行。21周のスプリントを視野にいれて、ロングランをしていたようだ。

 セッション後半も、各車タイヤを履き替えながら走行を継続。スプリントを戦う上で適したタイヤは何なのか、決勝レースのタイヤ戦略をどうするのか見極めるべく、データを集めた。

 最終的にトップとなったのは、メルセデスのラッセル。各車の走行プログラムが不透明なセッションだとはいえ、メルセデスにとっては今季初めてのセッショントップとなった。ルイス・ハミルトンも4番手となっており、レースペースは良さそうだ。10年ぶりに予選Q3に進めなかったメルセデスが、スプリントと決勝でどこまで挽回してくるか注目だ。

 レッドブルはペレスが2番手、マックス・フェルスタッペンが7番手。ペレスがソフトタイヤで18周、フェルスタッペンがミディアムタイヤで19周を走っており、スプリントに向けたデータ収集は十分にできただろう。

 好調フェラーリはセッション後半にタイムアップしたシャルル・ルクレールが3番手、カルロス・サインツJr.も6番手とレースペースでも上位をキープ。特にセッション前半、燃料搭載量が多い状態での走行時間が長かったようにも思えるため、スプリントではなく決勝を焦点に準備を進めていたのかもしれない。

 アルファタウリは角田裕毅が8番手、ピエール・ガスリーが9番手。予選では2台ともQ1敗退を喫したが、十分ポイントを狙えるようなレースペースを持っているように見えるため、スプリントと決勝での挽回を期待したい。

 一方でFP2でほとんど走れなかったのはマクラーレン。リカルドはマシントラブルで1周もできず。ランド・ノリスもブレーキ系のトラブルで6周しか走れなかった。

 予選8番手のボッタスが全く走れなかったアルファロメオも厳しいが、ルーキーでチームメイトの周冠宇が計32周としっかり走れたことはポジティブな材料だ。

 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 United Kingdom ジョージ ラッセル 32 1'19.457     222.414
2 Mexico セルジオ ペレス 33 1'19.538 0.081 0.081 222.188
3 Monaco シャルル ルクレール 35 1'19.740 0.283 0.202 221.625
4 United Kingdom ルイス ハミルトン 34 1'19.992 0.535 0.252 220.927
5 Spain フェルナンド アロンソ 29 1'20.174 0.717 0.182 220.425
6 Spain カルロス サインツ Jr. 31 1'20.258 0.801 0.084 220.194
7 Netherlands マックス フェルスタッペン 36 1'20.371 0.914 0.113 219.885
8 Japan 角田 裕毅 35 1'20.381 0.924 0.010 219.857
9 France ピエール ガスリー 37 1'20.439 0.982 0.058 219.699
10 China チョウ グアンユー 32 1'20.498 1.041 0.059 219.538

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