本文へスキップ

ダ・コスタ、南ア初開催のフォーミュラE制覇。渾身のオーバーテイクでベルニュを攻略:フォーミュラE第5戦ケープタウンePrix決勝

ポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが、南アフリカで初開催されたフォーミュラEのケープタウンePrixを優勝。渾身のオーバーテイク劇を見せた。

Antonio Felix da Costa, Porsche, Porsche 99X Electric Gen3

 フォーミュラEの第5戦ケープ・タウンePrixの決勝レースが行なわれ、ポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが優勝。今季1勝目を挙げた。

 決勝前に行なわれた予選では、日産のサッシャ・フェネストラズがポールポジションを獲得。絶好の位置からスタートすることになった。

 そのスタートでは、フェネストラズがホールショットを決める。3番グリッドスタートのニック・キャシディ(エンヴィジョン)が2番手を伺うも順位はそのままだった。

 しかしこの1周目に、チャンピオンシップリーダーのパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)がセバスチャン・ブエミ(エンヴィジョン)が激しく追突。ウェーレインはここでリタイアとなった。

 この事故によりセーフティカーが出動したが、その直前のタイミングでマキシミリアン・ギュンター(マセラティ)がフェネストラズを抜いて首位に浮上していた。

 セーフティカーランが解除されると、首位ギュンターが逃げ、フェネストラズがこれを追う展開。ただ4番手を走っていたミッチ・エバンス(ジャガー)はオーバーパワーと判定され、ドライブスルーペナルティを科されて大きく順位を下げた。なお後に、チャンピオンシップ上位につけるジェイク・デニス(アンドレッティ)にも、タイヤ内圧違反でドライブスルーペナルティが科された。

 ライバルがアタックモードを起動して順位を落とす中、起動を遅らせたキャシディが首位に浮上。後続を引き離してからアタックモードを起動したことで、この首位のポジションを守った。

 ただアタックモードを起動させたキャシディのペースは上がらず、後方にはフェネストラズが迫り来る。日本で活躍したふたりが、優勝を争う展開となっていった。

 3番手を走っていたギュンターは、21周目にウォールに接触。これでフルコースイエロー(FCY)が宣言された。

 なおこのFCYが発動される直前、キャシディとフェネストラズが揃ってアタックモードを起動。この間にアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ポルシェ)とジャン-エリック・ベルニュ(DSペンスキー)が、2台の間に割って入った。

 24周目、ダ・コスタはキャシディをオーバーテイクしついに首位に浮上。ベルニュもダ・コスタに続きキャシディを抜き、2番手となった。

 先頭のダ・コスタはアタックモードを起動させようとしたが、痛恨のミス。ベルニュとの差を縮めてしまうだけになった。後にアタックモードを起動し直すと、ベルニュに先行されて2番手となった。

 キャシディはペースが上がらず、先頭の2台が逃げる展開。フェネストラスはそのキャシディを抜き、3番手に浮上することになった。

 セーフティカー出動により、レースは2周加算、32周で争われることになった。その31周目の高速ターン8で、ダ・コスタが強引なオーバーテイクを決め、首位で最終ラップに入った。

 各車とも電池残量はギリギリ。ただベルニュはそんなことは関係ないと、ダ・コスタを攻め立てる。しかしダ・コスタはなんとかこれを凌いでトップチェッカー。昨年のニューヨークePrix以来の勝利となった。

 2位にはベルニュ、3位にはキャシディが入った。フェネストラズは最終ラップに入ったところでウォールにクラッシュ。チェッカーを受けることができなかった。

 
関連ニュース:
前の記事 日産フェネストラズが初のポールポジション獲得! 日本を経た”若武者”が南アで躍動|フォーミュラE第5戦
次の記事 「当たってきたのはあっち」フェネストラズとキャシディ、フォーミュラE南ア戦で接触も見解食い違う

Top Comments