キャシディ、ポイントリーダーとして日本に”凱旋”。ジャガーの参戦100戦目を「東京で祝えて嬉しい」
ジャガー・レーシングは今回の東京E-PrixでフォーミュラE通算100戦目を迎えた。ニック・キャシディは、自身にとっても特別な日本でそれを祝えることを喜んだ。
フォーミュラEにシーズン3から参戦しているジャガー・レーシングは、今回の東京E-Prixで通算100戦目を迎えた。ポイントリーダーとして日本に帰ってきたニック・キャシディは、その節目を自身にとっても特別な地である日本で祝えることを嬉しいと語った。
ジャガーは参戦2年目の香港でミッチ・エバンスが表彰台を獲得し、さらに翌年のローマで同じくエバンスが初優勝を達成。近年はタイトル争いを展開し、フォーミュラEにおけるトップチームの一角を担っている。
そして今年は昨年ジャガーのカスタマーチームであるエンヴィジョン・レーシングでランキング2位となったキャシディがチームに加わり、生え抜きのエバンスと組むという強力ラインアップとなっている。
ジャガーのチームディレクターを務めるジェームズ・バークレーは、集まったメディアに次のように語った。
「100戦目というのは重要なマイルストーンだ。厳しい時もあったが、素晴らしいレースを重ねてきたチームを誇りに思う」
「東京でこの100戦目を記念することができたのも、本当に嬉しく思っている。この東京E-Prixにはたくさんのゲストが来ていて、その注目度を物語っている。とても素晴らしい一戦になるはずだ」
「今回のレースでたくさんのことを学んで、また技術開発をしていきたい」
チームと共にレースを重ねてきたエバンスは「100戦目に到達できて、とても誇らしいと思っている」と語った。
「これだけ長い間参戦することができて嬉しいし、このカテゴリーでもう100戦できたらいいよね!」
これまで日本でのレース経験はなかったエバンスだが、2019年に来日し、もてぎで行なわれたスーパーGTを観戦。日本のトリコになったという。
「東京は以前来たことがあって、もてぎのスーパーGTを見に行ったんだ。素晴らしい経験をさせてもらったよ。その日に日本の大ファンになったし、ファンも素晴らしかった。日本食も大好きなんだ。噂には聞いていたけど、食べてみて感動したよ! だから今回日本に来れてとても嬉しい」
Nick Cassidy, Jaguar TCS Racing, Jaguar I-TYPE 6
写真: Sam Bloxham / Motorsport Images
そして何と言っても、今回注目度が高いのがキャシディだ。2017年にスーパーGT、2019年にスーパーフォーミュラのタイトルを獲得しており、日本のモータースポーツファンにはお馴染みのドライバーだが、その速さはフォーミュラEでも健在だ。
前戦サンパウロこそクラッシュからのリタイアとなったものの、開幕3戦で優勝1回、3位2回。ポイントリーダーとして東京E-Prixに乗り込んでいる。
「日本に戻って来られて嬉しいよ。たくさん思い出があるんだ。僕にとって日本は本当に特別で重要なんだ。ここでチームの記念を祝えて、そして東京E-Prixにこのチームで参戦できて嬉しい」
そう語ったキャシディは、週末に向けての準備についても自信をのぞかせた。
「ジャガーは、ベンチマークになるような素晴らしいシミュレータ施設を持っているんだ。週末に関しては自信を持っているけど、ライバルもたくさんいるから、大変なレースになると思っている。ベストを尽くすよ」
「日本のカテゴリーは世界最高レベルだと思っている。スーパーGTやスーパーフォーミュラで学んだことが、フォーミュラEに活かせているんだ」
「でもストリート・サーキットで走るのはとても難しいことで、エアロもタイヤも全く違うから、ドライバーとして新しいチャレンジになっている。非常にハイレベルな戦いになると思っているよ」
金曜16時30分から行なわれたFP1では、キャシディが6番手、エバンスが7番手とまずまずの滑り出しを見せたジャガー勢。とはいえ、FP1はメインストレートが濡れていたこともあって、まだまだ各車小手調べといったところだ。
フォーミュラEは土曜日が本番。朝8時から30分のFP2を行なったのち、10時20分からは予選、レースは15時からというスケジュールとなっている。
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