レースレポート

フォーミュラE マドリッドE-Prix

ダ・コスタが2連勝でジャガーワンツー。日産入賞ならず|フォーミュラE第6戦マドリードE-Prix

アントニオ・フェリックス・ダ・コスタがフォーミュラE マドリードE-Prixで優勝。これで2連勝となった。

Juanjo Sáez Jose Carlos de Celis

編集: 2026/03/22 4:40

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Antonio Felix Da Costa, Jaguar TCS Eacing

Antonio Félix Da Costa, Jaguar TCS Easing

写真:: Malcolm Griffiths / LAT Images via Getty Images

 フォーミュラE第6戦マドリードE-Prixがスペインのハラマ・サーキットで行なわれた。優勝したのは、ジャガーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタだった。

 かつてF1スペインGPも開催されていたオールドサーキットのハラマで、フォーミュラEのレースが初開催。ロングストレートであるホームストレートの中腹にシケインが設けられた特別レイアウトでの開催となった。

 予選でポールポジションを獲得したのはニック・キャシディ(シトロエン)。キャシディは移籍後初ポール、マセラティからリブランドされたシトロエンにとっても初のポールとなった。2番グリッド以降には、ニック・デ・フリーズ(マヒンドラ)、ダ・コスタ、ノーマン・ナト(日産)が続いた。

 23周のレースがスタートすると、ポールのキャシディが先頭でレースをコントロールする展開に。一方その後ろではポルシェのパスカル・ウェーレインが2番手に上がってきたが、デ・フリーズはそのウェーレインに近付きすぎて追突。フロントウイングが脱落した状態での走行を強いられてポジションを落とし、さらにはペナルティも出されて優勝戦線離脱となった。

 レース中に1回だけ使える6分間のアタックモードを序盤に起動したドライバーはフェリペ・ドルゴビッチ(アンドレッティ)のひとりだけ。ドルゴビッチは起動時の5周目に17番手につけていたものの、8周目にはブーストパワーを存分に活かして一気にトップに立って見せた。ただ、その天下も長くは続かなかった。

 各車がエネルギーマネジメントをする中、アタックモードの効果は絶大で、ドルゴビッチに続いて起動したぺぺ・マルティ(クプラ・キロ)も混戦を抜け出して一時トップに立った。

 11周を消化した頃から、各車がピットブーストを行なうため続々とピットレーンに入っていった。14周目には、マルティ、キャシディら上位陣も入り、16周目には全車のピットブーストが完了。これで先頭は、早めのピットでアンダーカットしたマキシミリアン・ギュンター(DSペンスキー)とダ・コスタによる争いに変わったが、やがてダ・コスタがトップに立ち、レースをリードしていった。

 17周目ごろから、まだアタックモードに入っていなかったドライバーが一斉に起動し、終盤はトップ10の順位が目まぐるしく変わった。

 その中でもダ・コスタはトップの座を守り切り、第5戦ジェッダE-Prixに続いて2連勝を達成した。2位は、16番グリッドスタートから見事な追い上げを見せたミッチ・エバンス(ジャガー)。フィニッシュ直前のバトルでダ・コスタとは一悶着あったが、いずれにせよジャガーはワンツーフィニッシュを達成した。

 3位に入ったのは、ダニエル・ティクトゥム(クプラ・キロ)がエバンス攻略に失敗した隙をついたウェーレインであり、ポイントリーダーの座をキープした。

 日産勢は苦しい戦いとなり、ナトは11位、オリバー・ローランドは16位で共に入賞を逃した。

 

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