日本人3名が参戦のフォーミュラ・リージョナル中東選手権が開幕。ラウンド1で早くもリー海夏澄が勝利掴む
ヤス・マリーナ・サーキットを舞台に、日本人ドライバー3名が参戦する2025年シーズンのフォーミュラリージョナル中東選手権が開幕した。
2025年シーズンのフォーミュラ・リージョナル中東選手権(FRMEC)がヤス・マリーナ・サーキットで開幕した。
全5ラウンド、各ラウンド3レース制で開催されるFRMEC。タトゥース製F3車両に、270馬力を発生させるアルファロメオの直列4気筒をベースにしたエンジンを搭載し、タイヤはシンガポールのGiti製となる。
2025年シーズンのFRMECには、日本人ドライバーが3名参戦。2024年にフランスF4でタイトルを獲得したホンダ育成の加藤大翔と、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権(FRECA)やマカオGPで経験を積んだリー海夏澄が名門ARTグランプリから、トヨタ育成でスーパーフォーミュラ・ライツやマカオGPを経た中村仁がR-ace GPから挑んでいる。
この他にもFRMECのグリッドには、中村のチームメイトにマクラーレン育成ドライバーでマカオGPウィナーであるウーゴ・ウゴチュクがいたり、元F1ドライバーであるルカ・バドエルの息子ブランド(PHMレーシング)がいたりと、注目株も多い。
中でも前年度のUAE F4とイタリアF4でタイトルを獲得し、ユーロ4でランキング2位となったフレディ・スレイターは、ムンバイ・ファルコンからの参戦で、ヤス・マリーナでの予選1で最速タイムをマークするとポールポジションからそのままレース1で勝利を飾った。日本勢ではリーが9位、フォーミュラ・リージョナルデビュー戦の加藤は6位、中村が12位となった。
レース2のグリッドはレース1上位10名の逆順となり、ポールからのスタートとなったリーがそのまま優勝を飾った。ソーシャルメディアを通じて「ペースには苦しんでいた」と語っていたリーだったが、開幕ラウンドでFRMEC初勝利を挙げた。
加藤はレース2のスタートで痛恨のエンストを喫したものの、最後尾から12位まで挽回するオーバーテイクショーを見せた。中村は10位だった。
Taito Kato, ART Grand Prix
レース3は予選2のタイム順によってグリッドが決定。レース2では6位止まりだったスレイターだが、ここで再びポールポジションを獲得。そのままトップでチェッカーを迎え、2勝目を手にした。ここでの日本人最上位は加藤の7位。続いて中村が8位でチェッカーを受け、リーは13位となった。
FRMECのラウンド2は、1月21日(火)から再びヤス・マリーナで開催される。2025年シーズンは2月上旬にドバイ・オートドロームを訪れた後、三度ヤス・マリーナに戻りラウンド4を行なう。シーズン最終戦ラウンド5は2月末にカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで迎えることとなる。
ちなみに、リーと加藤はARTから、中村はR-ace GP から、5月開幕のFRECAにも参戦予定。FRECAではイタリアF4やユーロ4で腕を磨いた山越陽悠もVARから参戦することとなっている。
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