General T.Pro Fan Festa2022
轟音を響かせる二輪レースファンの感謝イベントで何故EVバイク? 手島雄介代表「少しでもモータースポーツを身近にしたい」
T.Proファン☆フェスタ2022ではPCX ELECTRICを使用したプチ耐久レースが行なわれていた。エンジン音に馴染みのあるファンが集まる中、なぜ電動バイクを使ったレースを行なっているのか、元全日本ライダーの手島雄介T.Pro.Innovation代表に話を聞いた。
永安陽介
編集: 2022/12/11 7:39
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

12月10日に行なわれた全日本ロードレース選手権に参戦中のT.Proファミリーのライダーによるファン感謝イベントでは、EVバイクを使ったレースが行なわれていた。モータースポーツファンにとってはエンジンのほうが馴染みのある状況の中、なぜEVマシンを使うのか、T.Pro.Innovationの手島雄介代表に話を聞いた。
サーキット秋ヶ瀬で行なわれたT.Proファン☆フェスタ2022。そのプログラムの中には、電動バイクのPCX ELECTRICを使用したファンとライダーによるプチ耐久レースが含まれていた。
参加するライダーは全日本ロードレース選手権で轟音を轟かせるレースマシンを走らせており、集まったファンも基本的にはエンジン音に馴染みがあり、好きという層のはず。しかしイベントではEVマシンによるレースを開催している。その狙いは何なのかだろうか?
T.Pro Fan Festa2022
Photo by: Motorsport.com / Japan
ATLED cupと名付けられたこのレースは時速30kmを最高時速として、周回数と消費電力量の規定合算で争われる、プチ耐久レースのフォーマットとなっている。レース用のギヤも特別なモノは必要なく、最低限のプロテクターで参加を可能として、ハードルを下げようとしていることも特徴だ。
ただやはり現在のモータースポーツファンにとってはエンジン音が馴染みあることも事実。なぜT.Pro.InnovationはEVバイクによるイベントを選んだのかという点が気になってくる。
T.Proファン☆フェスタ終了後、改めて手島代表にEVマシンを使ったイベントを企画した意図について聞くと、次のように説明した。
「モータースポーツを少しでも身近にしたいというところがあります」
「(エンジンを)ブンブン鳴らすことはどこ(のイベント)でもやっていることですからね」
「PCXを選んだこともそこにあって、スクータータイプの方が(スポーツタイプのものより)皆さん馴染みやすいと思うんです」
「今は“ATLED cup”という名称も商標に(登録を)出しています。こうした試みを(より身近にするために)他の場所でも広げていきたいと考えています。あまり速いクルマではありませんし、極論サーキットではなく、大きな駐車場でもイベントを行なうことはできますからね」
Honda PCX e:HEV
Photo by: Motorsport.com / Japan
なおT.Pro.Innovationは、このATLED cupを2021年にスタートさせている。彼らは、発端を『日本郵便HondaDreamを訪問した女子高生から「戦後日本を支えた産業の中から生まれたバイクやモータースポーツをもっとたくさんの人にもっと楽しんでほしい」』と訴えられたことだったと説明している。
実際のATLED cupはEVバイクに乗ったことのない人も多数参加する中、なかなかの盛り上がりを見せていた。彼らの試みにより参加しやすいモータースポーツイベントがさらに広がっていけば、現在の二輪レース界にとってもプラスになることは間違いない。今後、さらなる発展が期待される。
関連ニュース:
- 全日本ロードのプロライダー達がファンとEVレース! T.Proファン☆フェスタ2022で交流深める
- 【ギャラリー】全日本ロードのプロライダーがファンと協力&EVレース対決!|T.Pro Fan Festa2022
- 小池百合子都知事、2024年春の開催目指すフォーミュラEに言及「EVを身近に感じていただくことが重要。その象徴がFE」
- F1アメリカGP、将来的には“2&4レース” に? COTAが2輪バイクレースの併催に関心示す
- 岸田総理のF1日本GP訪問をアテンドした山本左近、モータースポーツへの関心を実感? 「もっと見ていたかったという気持ちをすごく感じた」








































あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 全日本ロードのプロライダー達がファンとEVレース! T.Proファン☆フェスタ2022で交流深める
次の記事 ホンダが取り組んできた『安全への取り組み』の歴史。King&Princeの5人が学ぶCMがオンエア開始
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
永安陽介

ホンダの2027新MotoGPマシン、開発順調!「現時点ではかなり良い感じに仕上がっている」開発ライダーの中上貴晶が明かす
MotoGP
MotoGP 1 ヵ月前
ホンダの2027新MotoGPマシン、開発順調!「現時点ではかなり良い感じに仕上がっている」開発ライダーの中上貴晶が明かす

中上貴晶、日本GPで同郷対決の可能性は? 「小椋は本当に成長している。同レベルになれるかはわからない」
MotoGP
MotoGP 1 ヵ月前
中上貴晶、日本GPで同郷対決の可能性は? 「小椋は本当に成長している。同レベルになれるかはわからない」

中上貴晶がRC213V-SでMotoGPラッピングの路面電車と並走! 「MotoGPが一般の様々な年代に広まれば嬉しい」
MotoGP
MotoGP 1 ヵ月前
中上貴晶がRC213V-SでMotoGPラッピングの路面電車と並走! 「MotoGPが一般の様々な年代に広まれば嬉しい」
最新ニュース

スペインで痛恨5位のラッセル、VSC受けての変則2ストップは正解だったのか? 本人は「どのみち結果は変わらなかった」との認識
F1
F1 F1
スペインGP
9 時間前
スペインで痛恨5位のラッセル、VSC受けての変則2ストップは正解だったのか? 本人は「どのみち結果は変わらなかった」との認識

テック3、Moto2のセナ・アジアスを2027年に起用! マリーニと合わせラインアップ一新
MotoGP
MGP MotoGP 9 時間前
テック3、Moto2のセナ・アジアスを2027年に起用! マリーニと合わせラインアップ一新

腕上がりに苦しんだマルティン、オーストリア後に”手術するしない”の対応判断へ
MotoGP
MGP MotoGP
オーストリアGP
10 時間前
腕上がりに苦しんだマルティン、オーストリア後に”手術するしない”の対応判断へ

全24戦の2027年F1カレンダー発表! 4月上旬の日本GPやモナコGPなど10戦でスプリント実施
F1
F1 F1
スペインGP
11 時間前
全24戦の2027年F1カレンダー発表! 4月上旬の日本GPやモナコGPなど10戦でスプリント実施
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録