カナーン、インディカー開幕戦で往年の“セブン-イレブンカラー”をまとい出場!
トニー・カナーンのスポンサーを長期に渡って務めたセブン-イレブンは、カナーンのラストシーズンである2020年の開幕戦で彼の所属するA.J.フォイト・レーシングをスポンサードする。


インディカー・シリーズで長年に渡って活躍している45歳の大ベテラン、トニー・カナーンは、インディ500を除いたレースに参戦するのは2020年が最後になると宣言しており、オーバルで行なわれる5レースにA.J.フォイト・レーシングから参戦する。
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そんなカナーンは6月6日(土)に行なわれるシーズン開幕戦テキサスに出場するが、このレースでは過去にカナーンのメインスポンサーを務めていたセブン-イレブンが、A.J.フォイト・レーシングをスポンサードすることが決定。アンドレッティ・グリーン・レーシング(アンドレッティ・オートスポート)時代を彷彿とさせる緑のカラーリングが復活することになった。
カナーンは“全盛期”を共にしたパートナーとのコラボレーションに際し、次のようにコメントした。
「テキサスでのレースで再びセブン-イレブンとタッグを組めるのは、僕にとって大きな意味を持つ。セブン-イレブンは8シーズン連続で僕のメインスポンサーを務めてくれて、緑のセブン-イレブンのマシンは僕のトレードマークになった」
「僕の成功の大部分はこのカラーと共に成し遂げられたし、彼らはキャリアのほとんどで僕をサポートしてくれた。だから彼らはこのレースでA.J.フォイト・レーシングに加入するのに相応しいと思っている」
「6月6日に行なわれるこのレースに参加し、テレビの前でインディカーを応援してくれるファンの前でセブン-イレブンのカラーを見せられることを楽しみにしている。彼らは僕にとってスポンサー以上の存在だから、彼らが僕らのファミリーの一員となって、またこのカラーを身にまとえることを誇りに思っている」
カナーンはテキサスで2004年に優勝した経験がある。この年は彼がチャンピオンに輝いたシーズンでもある。その他にも2位を5度、3位を3度獲得しており、相性の良いコースと言える。
またA.J.フォイト・レーシングの代表であるラリー・フォイトも次のようにコメントを寄せた。
「セブン-イレブンとトニーの間には素晴らしい歴史があるので、とても感激している。トニーがラストシーズンを始めるにあたってこれ以上ないスポンサーだ。彼らのカラーのマシンで、常にエキサイティングなレースが行なわれるテキサス・モータースピードウェイを走れることを楽しみにしている」
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