予選レポート
Moto2 Algarve

Moto2ポルトガル予選|小椋藍、Q1突破して7番グリッドを確保。PPはゴンザレスが獲得

MotoGP第2戦ポルトガルGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、マニュエル・ゴンザレスだった。

Manuel Gonzalez, QJMOTOR Gresini Moto2

 MotoGP第2戦ポルトガルGPのMoto2クラス予選が行なわれた。最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得したのはマニュエル・ゴンザレス(QJMOTOR Gresini Moto2)だった。

 アルガルヴェ・インターナショナル・サーキットで開催されているポルトガルGPで、日本人ライダーは苦戦。小椋藍(MT Helmets - MSI)、そしてMoto2ルーキーの佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)は共に予選Q1からの出場となってしまった。

 Q1の前半で、ルーキーの佐々木はQ1トップから約0.8秒差の1分43秒344をマーク。ちょうどQ1では真ん中となる7番手タイムだった。

 一方で小椋は残り4分で暫定トップタイムを更新する1分42秒259をマーク。それまでノータイムだったが、一気に上位タイムを刻んだ。

 ただその後、昨年までのチームメイトであるソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)が1分42秒064をマーク。小椋は2番手へ押し下げられた。しかしそれ以上他のライダーに上回られることも無かったため、小椋は無事予選Q2ヘの進出を果たした。

 佐々木は1分42秒710まで自己ベストを更新したが、7番手タイムで予選Q1敗退となった。

 予選Q2では2025年にドゥカティ陣営からMotoGPクラス昇格が決まっているフェルミン・アルデゲル(SpeedUp Racing)が暫定トップタイムとなる1分41秒758を記録。一方で小椋はなかなかタイムを縮められず、後半のアタックにかけるという状況だった。

 そしてQ2の終盤、小椋は1分42秒143までタイムを更新。これで7番グリッドを確保し、予選を終えた。

 ポールポジション争いは自己ベストを1分41秒648に縮めたアルデゲルを、更に上回る1分41秒514を記録したマニュエル・ゴンザレスに軍配があがった。フロントロウに並んだのはゴンザレス、アルデゲル、そしてアロン・カネット(Fantic Racing)だ。

 
   
1
 - 
5
   
   
1
 - 
2
   
順位 ライダー # バイク 周回数 タイム 前車との差 平均速度 スピードトラップ
1 Spain Manuel Gonzalez QJMOTOR Gresini Moto2 18 Kalex 8

1'41.514

  166.109  
2 Spain Fermin Aldeguer Beta Tools - Speed Up Racing 54 Boscoscuro B-21 8

+0.134

1'41.648

0.134 165.890  
3 Spain アロン カネット Fantic Racing 44 Kalex 7

+0.199

1'41.713

0.065 165.784  
4 Spain アロンソ ロペス Beta Tools - Speed Up Racing 21 Boscoscuro B-21 7

+0.415

1'41.929

0.216 165.432  
5 United States Joe Roberts OnlyFans American Racing Team 16 Kalex 8

+0.517

1'42.031

0.102 165.267  
6 Spain Albert Arenas QJMOTOR Gresini Moto2 75 Kalex 8

+0.556

1'42.070

0.039 165.204  
7 Japan 小椋 藍(Ai Ogura) MT Helmets - MSI 79 Boscoscuro B-21 6

+0.629

1'42.143

0.073 165.086  

前の記事 フェルミン・アルデゲル、MotoGP昇格決定しMoto2ラストシーズンにやる気MAX「新たな冒険のためにも最高の結果を目指す」
次の記事 Moto2ポルトガル決勝|アロン・カネット、5年目にしてMoto2キャリア初優勝! 小椋藍は表彰台争って5位

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本