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WRC王者ロベンペラ、雨を味方にフォーミュラ初表彰台ゲット! 中村仁は王座狙える位置で最終ラウンドに|フォーミュラ・リージョナル・オセアニア

今季シングルシーターに転向し、フォーミュラ・リージョナル・オセアニア・トロフィーを戦うカッレ・ロバンペラは、3大会目にして表彰台を獲得した。

Kalle Rovanperä, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1

写真:: TOYOTA GAZOO Racing

 ニュージーランドを舞台に行なわれているフォーミュラ・リージョナル・オセアニア・トロフィー(FROT)では、先日テレトンガ・パークにて第3ラウンドが行なわれた。今季ラリーからフォーミュラカテゴリーに転向して注目を集めるカッレ・ロバンペラは、ここで初の表彰台を手にした。

 シリーズ後半戦となり南島に舞台を移したFROT。テレトンガはあいにくの雨模様となった。予選1回目でロバンペラは6番手タイムをマークすると、多くのライバルがグリッド降格となったことでレース1の3番グリッドを手にした。

 ロバンペラと同じトヨタの育成プログラムに属する中村仁も、グリッド降格となったひとり。彼は予選1回目で最速タイムをマークしたものの、コースオフを喫し赤旗の原因となったことで3グリッド降格に。ロベンペラの隣、4番グリッドでレース1を迎えた。

 スタートではポールシッターのアーネスト・リベラがコースオフするといういきなりの波乱。フレディ・スレイターを先頭に、中村、ロバンペラというオーダーとなった。その後はセーフティカーが出動する場面もあったがスレイターが25周のレースを支配して優勝。中村、ロバンペラは共に順位を守り切り2位、3位に入った。

 2度のWRC(世界ラリー選手権)王者であるロバンペラにとっては、フォーミュラカテゴリーでは初の表彰台獲得。今季からのスーパーフォーミュラ参戦に向けて、ひとつ実績を残した形だ。

 レース2では5位、ドライコンディションのレース4でも7位と着実にポイントを積み重ねたロバンペラ(レース3は天候不良で延期)。今季ベストの週末となったが、ウエットコンディションでは速さを見せることができたと語った。

 GAZOO Racing(GR)のSNSを通して、ロバンペラは次のようにコメントした。

「本当に色々なことがあった週末だった。かなりの雨にも見舞われたけど、昨日は3位に入ってフォーミュラカーでの初表彰台を獲得できた」

「ウエットコンディションでのペースはとても良い。ドライではウエットよりも課題は残っているけど、マシンに乗るたびにフィーリングは良くなっていて、一歩一歩ステップを踏めている。最終戦に向けて全力で頑張りたい」

 一方の中村はレース1の2位に続いてレース4でも3位に入ったが、レース2ではロバンペラの後ろ6番手で迎えた終盤のセーフティカーリスタートの際にコースオフしてリタイアを喫するなど、悔しさも残る週末となった。中村は同じくGRが投稿した動画の中で「結果としては2回のポディウムになりましたが、週末を通して、ドライバーとしてたくさん課題が見つかった週末だと思います」と振り返る。

 ただ中村は、ウーゴ・ウゴチュク、スレイターに続くランキング3番手で最終ラウンドに臨む。ハイランド・モータースポーツ・パークでの最終戦は今大会の延期分も含め4レースの開催となるため、26点差でウゴチュクを追う中村としては逆転王座のチャンスが十二分にある状態だ。

「まだ来週にあと4レース残っています。チャンピオンシップも追える立場にいるので、さらに力強い週末にできるよう、ポジティブな気持ちで、強い気持ちで挑みます」と中村は意気込んだ。

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