スーパーフォーミュラ、2026年はレースフォーマットを微調整。1周目ピット可のルールは撤廃、Q3“スーパーポール”を2大会で導入
スーパーフォーミュラが、2026年シーズンのレースフォーマットを発表。いくつかの点で調整がなされた。
写真:: Masahide Kamio
スーパーフォーミュラは、2026年シーズンの開幕前テスト前日に会見を実施。レースフォーマットに調整を加えたことが明らかとなった。
“ヒューマンモータースポーツ”をスローガンに、年々観客動員数を増やしてきたスーパーフォーミュラ。昨年はシリーズ過去最高となる26万人が来場した。来たる2026年シーズンは大台の30万人を目指す。
シリーズプロモーターのJRPは、そこに向けて従来の1大会2レース開催を中心としたフォーマットを継続しつつ、いくつかの調整を加えた。
まずフリー走行では、終盤に2組に分かれての走行時間を設ける。これは各車がフライングラップに入るセッション終盤のトラフィックを緩和し、各々が安全かつ効率的にプログラムを進めるためだ。1レース開催の大会ではFP1、2レース開催の大会ではFP2がその対象となる。
そして予選に関しては、週末1レース開催の大会でのみQ3が復活。今季は第3戦オートポリスと第8戦SUGOがそれにあたる。レースウィークに1度ずつの予選・決勝しか行なわれないこの2大会だが、観る者がより多くのアクションを楽しめることになる。
Q3が実施される場合は、2組に分かれて行なう10分間のQ1で各組上位6名(計12名)がQ2に進出した後、10分間のQ2でトップ5に入ったドライバーがQ3に進む形。セッション時間は7分だ。
そしてこのQ3はタイヤサプライヤーである横浜ゴムの協賛が入っており、『SUPER POLE QUALIFYING Supported by YOKOHAMA TIRE』という名称になる。そしてQ3でポールポジションを獲得したドライバーには、賞金100万円が贈られるという。
また決勝レースにおいては、ピットウインドウが変更される。
昨年までは、日曜日に行なわれるレース(2レース制大会の場合は2戦目)では、1周目からタイヤ交換義務を消化することが可能であった。しかしこの規則では、1周目のアクシデントでセーフティカーが出動した際にほぼ全車がピットインする可能性が高く、チームメイトのすぐ後ろを走っていたドライバーがダブルピットストップを強いられタイムを大きくロスするという側面があり、一部では批判の声も挙がっていた。
今季からは2レース制大会においても、土日の両レースで周回数とピットウインドウは同じ。開催サーキットによってピットウインドウオープンの周回は異なるが、いずれにせよ1周目からタイヤ交換義務が消化できるレースは廃されることになった。(鈴鹿戦は31周中の8周目から、もてぎ戦は37周中10周目から、オートポリス戦、富士戦は41周中11周目から、SUGO戦は51周中の13周目からウインドウオープン)
その他、今季からはE10燃料が採用されるが、タイヤなどその他のパッケージは昨年と変更なし。昨年末のテストでは燃料流量が1段階引き下げられ(90kg/h→88kg/h)、一部ドライバーからは懸念の声が上がっていたが、結局は昨年と同数値の90kg/hで運用されるようだ。
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