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鈴鹿サーキット、懸念された再舗装路面のバンプをすぐさま補修。SFテスト→開幕戦までの2週間で対応……その迅速さに驚きの声

鈴鹿サーキットは、ターン3とターン7の再舗装路面について補修を実施。当該箇所のバンプについて懸念が出たスーパーフォーミュラ公式テストから時間が限られている中、課題を解決するに至った。

Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN

写真:: Masahide Kamio

 鈴鹿サーキットは、3月7日〜9日に開催されるスーパーフォーミュラ第1戦・第2戦を前に路面の補修を実施。バンプがあるとの意見が挙がっていたターン3とターン7については、スムーズになったようだ。

 ターン3は、S字カーブへと進入する高速の左コーナーで、ターン7はかつてのダンロップコーナーとして知られる現NIPPOコーナー。これらは共に、シーズンオフに東コースが再舗装されてから初めてのイベントとなった2月のスーパーフォーミュラ公式テストの際、レコードライン上にバンプが存在し危険ではないかとの意見がドライバーから挙がっていた箇所だ。

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 スーパーフォーミュラのテストから開幕戦までは2週間と少ししかインターバルがなかったが、鈴鹿サーキット側はドライバーたちの意見などを勘案して迅速に対応。再舗装した路面を一部剥がしてアスファルトを入れるという形で補修し、スムーズな路面を作り上げた。

 鈴鹿サーキットの担当者はこの件について、「ドライバーさんの声や色々な方のアドバイス等を勘案した結果、スーパーフォーミュラの今大会までには何かしらの対策をしなければならないと判断し、施工された取引先さんと協議をし、補修の判断に至りました」と説明。この部分舗装は2日間で実施したというが、これについては「通常はもっと長い期間でやるべきものではありますが、(SF開幕戦まで)なんとか間に合わせようということで、2日間で実施することになりました」とのことだ。

 スーパーフォーミュラに新設された『アスリート委員会』の山本尚貴委員長も、鈴鹿側から意見を求められたひとりだが、そこからこの短期間で補修を完了させ、スムーズな路面としたことには驚いた様子。彼は次のように述べた。

「実際に鈴鹿サーキットさんからご相談があり、改修箇所についてのドライバーの声を尋ねていただきました。ドライバーと話せるよう時間を割いてきた中で、やはり今までになかったバンプが生まれていたという話は全員から挙がっていました。特にそれはレコードラインにあったということで、危ないという声が挙がっていることは事実としてお伝えしました」

鈴鹿テスト時の車載映像。茶色い跡は、バンプでマシンのフロアが底打ちしたことで出来たものと推察される

鈴鹿テスト時の車載映像。茶色い跡は、バンプでマシンのフロアが底打ちしたことで出来たものと推察される

写真: JRP

「バンプができてしまった箇所をそこだけ改修するのは正直不可能だと思っていました。テスト最終日に電話をいただいてから数週間で直っているとは思っていなくて、びっくりしました」

「鈴鹿サーキットさんの対応の速さに加え、費用も数千円・数万円の話ではない中で改修してくださったことにはドライバーとして嬉しく思いました。僕が改修をお願いしたわけではないのでそこは誤解いただきたくないのですが、そういった相互通行の会話があったのは事実です」

 また実際に改修後の路面を走行したドライバーからも、ポジティブな声が聞こえている。野尻智紀(TEAM MUGEN)は金曜フリー走行後にこう語った。

「路面は非常にフラットになって、すごく走りやすいです。簡単に言うと、何も気にせず踏んでいけるといった感じで、難易度は下がったかなという印象です」

 4月にはF1日本GPも控えている鈴鹿サーキット。SFテストの際には、F1マシンもバンプでコントロールを乱して吹っ飛んでいってしまうのではと心配する声が参戦ドライバーから聞かれていたが、これで一安心というところか。

 

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