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WEC 富士6時間

みんな久しぶり! 日本お馴染みのポルシェ乗り、ロッテラーとバトンが富士の勝利目指し意気込み

WEC富士6時間レースに向けて、日本のモータースポーツファンにもお馴染みのアンドレ・ロッテラーとジェンソン・バトンが意気込みを語った。

Andre Lotterer, Porsche Penske Motorsport

Andre Lotterer, Porsche Penske Motorsport

写真:: Motorsport.com / Japan

 世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースは、当然ながらトヨタにとってのホームレースだが、ポルシェに乗るドライバーに「おかえり」と言葉をかけたくなるファンも多いのではないだろうか。

 そのうちのひとりが、ポルシェ6号車のアンドレ・ロッテラーだ。6号車は開幕戦カタールで優勝した後も安定した結果を発揮し、現在トヨタ7号車の小林可夢偉とニック・デ・フリーズにポイント差をつけて、ポイントリーダーとして富士に乗り込んできた。

 フォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラに2003年から2017年まで15年間にわたり参戦し、日本は第二の故郷だと公言しているロッテラー。記者会見では、地元小学生から「どうやってコースを覚えているんですか」という質問に、「僕は御殿場に住んでたこともあるんだよ!」と優しく答えていた。

 週末の目標について聞かれると、当然勝利を目指すとしながらも、チャンピオンシップを争うライバルの前に出ることが重要だと語った。

「もちろん、フリー走行や予選に臨むにあたって、目標は常に優勝だし、それは誰もが望んでいることだ。でもこの選手権ではそう簡単なことじゃない」

「だけど僕たちは強力なシーズンを過ごしている。もしそれほど速くなくても、いい戦略でそれを補うことができているんだ。何が起きてもそこで自信を持てる。そこからベストを引き出せるんだ」

「(記者会見の前に行なわれた)FP1はトップだったし、それは良い滑り出しだってことだ。だから、チャンピオンシップに重要なポイントを獲得することができればいいね。(8時間レースの)最終戦バーレーンはポイントの配分が多いけど、ここでライバルの前でフィニッシュすることが重要になってくる」

「多くのクルマが追いついてきているし、パフォーマンスも上がっている。だからどんなことでも起こりうる。だから僕たちはそういったクルマより前に出る必要があるんだ。理想を言えば、勝つことだね」

 元F1ドライバーのバトンは、ホンダのドライバーとして富士スピードウェイで行なわれたF1日本GPを戦った他、2018〜19年にチーム・クニミツからスーパーGTに参戦。2018年に山本尚貴とGT500王者に輝いた。2019年に富士で行なわれた2レースでは、どちらも表彰台を獲得した。また、2018年のWEC富士にも、LMP1クラスのSMPレーシングから参戦している。

「(日本のファンには)F1よりも、スーパーGTでよく知られていると思う」と、バトンは語った。

Jenson Button,  Hertz Team Jota

Jenson Button, Hertz Team Jota

写真: Motorsport.com Japan

「ここのファンが大好きなんだけど、僕がここでレースをしたのは5年前が最後だから、忘れられてないかと心配していたけど、そんなことなかった。素晴らしいね」

「このスポーツへのサポートがとても大きいし、ここにくるファンのパッションを感じられるのは素晴らしいことだ」

 今季は、ハーツ・チームJOTA38号車のドライバーを務めているが、サンパウロでの7位が最高位。スパで赤旗を味方に優勝した僚機12号車とは対照的なシーズンとなってしまっている。

 しかしポルシェ963は6号車がランキングをリードしていることからも分かる通り、ポテンシャルは十分。バトンも、うまく週末をまとめ上げられればチャンスはあると語った。

「レースでのパフォーマンスという意味では、昨年の富士でのポルシェ963やJOTAの結果(6号車が3位)を見れば、クルマが機能していることがわかると思う」

「ここは、路面がとてもスムーズだし、それはプラスに働くと思う。クルマの車高を低くできるんだ」

「言い訳はできないよね。僕たちはガレージの外で最大限の力を発揮できていないと思う。ペースはあるけど、ミスがあったり問題が起きたりするんだ。でも今後の2レースで表彰台を狙うチャンスがあるんだ」

 富士はトヨタが10戦9勝と圧倒的な強さを誇っているが、レースは水物。何が起こるかは分からない。かつて日本を舞台に活躍したポルシェ・ドライバーが、虎視眈々と勝利を狙っている。

 

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