スーパーフォーミュラ、オーバーテイクシステムの運用を一部変更。車体のライト点滅は無し、使用状況はアプリ『SFgo』で確認可能
スーパーフォーミュラは、2023年シーズンの第1戦・第2戦より、オーバーテイクシステムの運用を一部変更することを発表。ロールオーバーなどでのライト点滅が廃されることとなった。
スーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーションは4月3日、週末に富士スピードウェイで行なわれる第1戦・第2戦に先立ち、オーバーテイクシステムの運用について一部変更されることを発表した。
オーバーテイクシステム(OTS)とは、その名の通りオーバーテイクを促進するために2009年から導入されたものであり、レース中にドライバーがステアリングのボタンを押すことで、一定時間のパワーアップが可能となる。
これまでは、OTSを使用した場合はロールオーバー、及びリヤクラッシャブルストラクチャーのライトが点滅し、視覚的に使用を確認することができていた。しかしそうなると、レース中のバトルにおいて後方から接近する車両のOTSランプが点滅することで、先行するマシンはその“カウンター”としてOTSを発動しディフェンスすることが可能。そのため、オーバーテイクが発生しづらいという側面もあった。
そのため今季からはOTS使用時のライト点滅が廃止され、後続車がオーバーテイクシステムを使用しているかどうか分かりづらい状況が作られることとなった。JRPはこれにより、接近戦がさらに増加することを期待している。
ただオーバーテイクシステムの使用状況や残量は、今季から正式導入されるデジタルプラットフォーム『SFgo』にてリアルタイムで確認可能(10秒〜20秒のタイムラグあり)。したがってサーキットで観戦するファンはSFgoを駆使することで観戦の幅が広がるのはもちろんのこと、各チームにとってもSFgoはレース中に手放せないアイテムとなりそうだ。
なおOTS使用後は一定時間再使用ができなくなり、そのインターバル中はロールオーバーのランプがゆっくりと点滅するが、このシステムには変更がないという。またエンジンストールや、予選アタック中を知らせるための点滅表示にも変更はないようだ。
また先述のインターバルタイムについては、これまで一律100秒とされていたが、今季からは一部サーキットにてインターバルが変更され、富士スピードウェイとモビリティリゾートもてぎは120秒、スポーツランドSUGOは110秒にインターバルタイムが延長される。
リアルタイムの中継に加えてオンボードや各種テレメトリー、無線交信などが楽しめるSFgoは、4月6日(木)までキャンペーン期間中。期間内の登録で、開幕の富士ラウンドを含む4月20日(木)まで有料サービスを無料で利用することができる。
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