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SF第2戦岡山ではOTSのライト表示タイミングが変更、作動開始から8秒遅れで点滅

岡山国際サーキットで行なわれるスーパーフォーミュラ第2戦では、細かな部分での変更点がいくつかある。

野尻智紀 Tomoki Nojiri(TEAM MUGEN)

 今週末の2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦岡山大会ではオーバーテイクシステム(OTS)の表示方法が若干変更されることが明らかとなった。

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 スーパーフォーミュラでは昨年からOTSの運用方法が大きく変更された。以前はレース中に20秒間×5回使用できるというものだったが、昨年からレース中に1台あたりが使えるOTSの時間は最大100秒間となり、1回あたりの使用秒数はドライバー側で自由に決められることとなった。ただし、1回使用すると100秒間の使用制限がかかるため、発動できるチャンスは実質的に1~2周に一度となる。

 またLEDランプの表示方法も新しくなり、残量が20秒以上の場合は緑色、それ以下になると赤色の表示に切り替わり100秒全てを使い切ると消灯する。発動時はリヤコーションランプも連動して点滅するため、バトルをしている後方車両も相手のOTSの使用状況を知ることができるようになった。

 そして今回の岡山大会では、ドライバーがOTSを発動してから8秒後にライトが点滅するという変更が新たに加えられることになった。これには最近増え始めている、前を走る車両が防御のためにOTSを使用するという機会を抑制する狙いがあるとのこと。開幕戦でも同様の使い方をするケースが多く見られ、その結果オーバーテイクの機会が少なかった要因のひとつともなった。

 シリーズを運営する日本レースプロモーション(JRP)が検証したシミュレーションによると岡山国際サーキットの最終コーナー手前でOTSを作動した場合は、メインストレートの中間部分でライトの点滅が開始される計算だという。点滅表示に8秒間のタイムラグを設けることで、前を走る車両が“防御”のためにOTSを使用するのを少しでも抑制するのが狙いだと説明した。

 テクニカルなレイアウトである岡山国際サーキットで前のマシンを追い抜くにはOTSは必要不可欠となる。それだけにこの表示方法の変更によって、接近戦となった際の駆け引きにも注目が集まりそうだ。

 また今回の岡山大会ではタイヤに関するルールも変更となる。開幕戦もてぎでは新品タイヤが3セット供給されたが、今回は4セットに増やされることになった。これにより予選・決勝だけではなく次のレースへの持ち越し用タイヤも見越した戦略面も、開幕戦と比べると大きく変わっていくだろう。

 なお、今回の第2戦岡山も関係者がサーキットに集まる時間をなるべく減らすために予選と決勝は9月27日(日)に実施されるが、開幕戦とは異なり日曜日早朝の20分のフリー走行がなくなった。これも関係者の“密”対策の一環で、開幕戦での反省点をもとに変更されたという。

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