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ズバッと一閃! フェルスタッペン大胆オーバーテイクで今季2勝目。角田裕毅は10位入賞|F1エミリア・ロマーニャGP決勝

F1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。レッドブルの角田裕毅は10位だった。

Max Verstappen, Red Bull Racing

Max Verstappen, Red Bull Racing

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images via Getty Images

 伝統のイモラ・サーキットを舞台に開催されたF1第7戦エミリア・ロマーニャGP。5月18日(日)の決勝レースでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが勝利を収めた。

 前日の予選ではマクラーレンのオスカー・ピアストリがポールポジションを獲得し、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2番手。メルセデスのジョージ・ラッセルが3番手、マクラーレンのランド・ノリスが4番手となった。

 日曜日も天候に恵まれ、イタリアの日差しが燦々とサーキットを照らし、気温24度、路面温度45度というコンディションだった。

 今年のエミリア・ロマーニャGPでは最も柔らかいC6コンパウンドがソフトタイヤとして登場し、ミディアムタイヤやハードタイヤも昨年から1段階柔らかいモノが投入された。

 タイヤのデグラデーション(性能劣化)がかなり酷いという予想もある中で、多くのドライバーがスタートタイヤにミディアムタイヤを選択し、後方のドライバーはハードタイヤ選択が目立った。なお予選でミディアムタイヤを使用したラッセルやアストンマーティン勢は持ちタイヤの都合上、ユーズドのミディアムとなった。

 予選で大クラッシュを喫したレッドブルの角田裕毅は、決勝に向けてスペアシャシーと新品パワーユニットを投入。マシンの仕様が変更されたため、ピットレーンからのスタートとなった。角田もハードタイヤでのスタートだ。

 フォーメーションラップを終えて、角田を除く19台がグリッドに。赤く灯った5つのシグナルが消え、63周の決勝レースがスタートした。

 ピアストリは蹴り出し良く首位に立ったが、フェルスタッペンがタンブレロ・シケインで豪快にアウト側からオーバーテイク。レースリーダーとして2周目を迎えた。

 レース序盤はほぼ全車が数珠つなぎで周回していたが、徐々に1分21秒台前半を刻むトップ2が抜け出す形に。防戦一方のラッセルは11周目に3番手の座をノリスに明け渡すこととなった。

 1ストップ戦略では走りきれないと判断してか、10周前後で後方のドライバーからピットイン開始。アンダーカット戦略は強力で、早めのタイヤ交換を選んだフェラーリのシャルル・ルクレールがラッセルの前に立った。

 2番手のピアストリがたまらず13周目終わりに飛び込んだ一方、レース序盤でタイヤをセーブしていた首位フェルスタッペンはペースを落とすことなく周回を重ね、2番手となったノリスを含むその他のステイアウト組もレース3分の1が終わる頃にはタイムの落ち幅が少なくなってきた。

 29周目にトサ・コーナーを抜けた先でハースのエステバン・オコンがトラブルによりコース脇にマシンを止めたことでバーチャル・セーフティーカー(VSC)が宣言。フェルスタッペンをはじめ、ステイアウト組も含めて一気にピットへと飛び込んだ。ノリスは運悪くVSC宣言の1周前にタイヤ交換を行なっており、首位フェルスタッペンとの差は9秒から19秒へと拡大した。

 ピアストリなど既に早めのピットストップを行なっていたドライバーとしても、ダメージを最小限に抑えるために、多くが2回目のピットストップを選んだ。

 VSCは31周目に解除され、各車がレーシングスピードへと戻っていった。トップ4はフェルスタッペン、ノリス、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボン、ピアストリという並びだった。割を食う形となったピアストリは40周目にアルボンを攻略して3番手に浮上した。

 すると46周目にセーフティーカー(SC)出動。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがトラブルによりマシンを止めたためだ。

 後続に18秒のリードを築いていたフェルスタッペンはフリーストップの機会を得て新品ハードタイヤに交換。マクラーレンはノリスのみをピットに呼び込んだ。

 レースは54周目から再開。フェルスタッペンはファステストペースで逃げの態勢に入る一方、ステイアウトを選んだピアストリはペースが上がらず。フレッシュなタイヤを履くノリスは58周目にピアストリを抜いたものの、既にフェルスタッペンとは5.5秒前方となっていた。

 5番手アルボンは新品ハードタイヤを武器に、ステイアウトを選んだルクレールを攻め立て、60周目のタンブレロでアウト側から仕掛けたものの行き場がなくコースオフ。もう1台のフェラーリに乗るハミルトンにも先行された。

 フレッシュなタイヤを履いていたハミルトンはルクレールを交わして4番手を奪取。ルクレールはアルボンを押し出した件が審議対象となったことで、5番手を明け渡すこととなった。

 首位のフェルスタッペンに目線を戻すと、ノリスに6.1秒差をつけてトップチェッカー。日本GPに続き、今季2勝目をマークした。マクラーレンは2位ノリス、3位ピアストリとダブル表彰台を獲得した。

 4位ハミルトン以下、アルボン、ルクレール、ラッセル、サインツJr.、レーシングブルズのアイザック・ハジャー、角田というトップ10。角田はピットスタートながら、ハードタイヤスタートが功を奏しポジションを上げると、最終盤は迫るアストンマーティンのフェルナンド・アロンソを抑え込んで1ポイントを掴んだ。

 次戦は1週間後にモナコGPを迎える。

   
1
 - 
5
   
   
1
 - 
2
   
順位 ドライバー # 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 シャシー エンジン
1 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1 63

1:31'33.199

  202.538   25   Red Bull Red Bull
2 United Kingdom ランド ノリス マクラーレン 4 63

+6.109

1:31'39.308

6.109 202.313   18   McLaren Mercedes
3 Australia オスカー ピアストリ マクラーレン 81 63

+12.956

1:31'46.155

6.847 202.061   15   McLaren Mercedes
 

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