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フリー走行レポート

今年最後のグランプリが開幕! ラッセル最速。”ルーキー”ドルゴビッチが2番手……角田裕毅10番手|F1アブダビGP FP1

F1最終戦アブダビGPのフリー走行1回目は、メルセデスのジョージ・ラッセルが最速。アルファタウリの角田裕毅は10番手だった。

George Russell, Mercedes F1 W14

 2023年シーズンを締めくくるF1第23戦アブダビGPが開幕。最初のセッションとなるフリー走行1回目は、メルセデスのジョージ・ラッセルが最速タイムをマークした。

 F1はラスベガスから舞台を移し、ヤス・マリーナ・サーキットで今季最後のグランプリを迎えた。

 FP1が開始される現地時間13時30分の時点では気温29度、路面温度42度というコンディションだった。

 またFP1では各チームがルーキー起用義務を消化すべく、10名の“新顔”が登場。レッドブルからジェイク・デニスとアイザック・ハジャーの2名、メルセデスからフレデリック・ベスティ、フェラーリからロバート・シュバルツマン、アストンマーチンからフェリペ・ドルゴビッチ、アルピーヌからジャック・ドゥーハン、マクラーレンからパトリシオ・オワード、ハースからオリバー・ベアマン、アルファロメオからテオ・プルシェール、ウイリアムズからザック・オサリバンが出走した。

 このFP1でルーキーを起用しなかったのはすでに義務を消化したアルファタウリのみ。ここまで1回も義務を消化してこなかったレッドブルはFP1で2台ともにルーキーを乗せることとなった。

 セッション序盤にトップに立ったのは、メルセデスのラッセル。その後ろ2番手にはアルファタウリの角田裕毅が続いた。フェラーリのカルロス・サインツJr.を挟んでダニエル・リカルドが4番手と、アルファタウリは前戦ラスベガスGPこそ苦戦を強いられたものの、シーズン後半の好調さを堅持しているようだ。

 なお、この時点でのルーキー勢トップはオワードだった。ドゥーハンは最終コーナーでスローダウン中のローガン・サージェント(ウイリアムズ)と交錯しかけるシーンがあり、セッション後の審議となった。

 セッション前半はほとんどのドライバーがミディアムタイヤを履いたが、多くがセッション折り返しを前に2セット目としてソフトタイヤに履き替えた。

 ここから各車のタイムが上がり、ラッセルが1分26秒072まで自身のトップタイムを更新。マクラーレンのオスカー・ピアストリ、アルピーヌのピエール・ガスリー、角田がその後ろに続いた。

 レッドブル勢やアストンマーチン勢などミディアムタイヤで長く走行していたドライバーは残り15分というところでソフトタイヤを投入。ドルゴビッチがラッセルに0.334秒差の1分26秒406を記録して2番手に立った。

 ドライバーによっては最終盤にユーズドのミディアムタイヤでロングランを行ない、1時間のFP1が終了。ルーキードライバーが多い中でも、クラッシュなど大きなアクシデントは起こらなかった。なお、FP1終了後には自動レインライトシステムのテストが実施された。

 結果的にラッセルの1分26秒072がFP1最速。2番手以下にはセッション終盤にソフトタイヤを投入したドルゴビッチが0.288秒差で続き、リカルド、アルファロメオのバルテリ・ボッタス、アストンマーチンのランス・ストロールというオーダーとなった。

 7番手にピアストリ、ソフトタイヤのみでの走行となったフェラーリ勢を挟んでガスリーと角田がトップ10に入った。なお、レッドブル勢は16〜17番手だった。

 FP1では、ターン2〜3でボトミングを起こしてマシンの挙動を乱したり、最終コーナーでリヤを滑らせたりするドライバーも見受けられた。FP2以降に向けて、ここから各チームはセットアップを煮詰めることとなる。

 FP1では半数がルーキードライバーと勢力図が見えてこないところも大きい。FP2は予選・決勝と同じ時間帯で実施されるため、重要なセッションとなる。

 

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