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フリー走行レポート

ルクレールがFP2最速も、フェラーリ全くロングランできず。10番手の角田裕毅にトラブル:F1第2戦サウジアラビアGP

F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目が行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップ。角田裕毅(アルファタウリ)は10番手だった。

Charles Leclerc, Ferrari F1-75

 F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのは、フェラーリのシャルル・ルクレールだった。

 舞台は1周の平均時速が250kmを超える、超高速のジェッダ市街地サーキット。安全性と視界向上のため改修が行なわれたものの、スリリングなコースであることは変わりない。

 FP2のセッションはすっかり陽が落ちた、現地時間20時から開始が予定されていた。しかしサーキット近くで爆発事故が起きた影響で緊急ミーティングが行なわれ、セッション開始が15分遅れた。

 気温は22度、路面温度は25度。予選・決勝が行なわれる時間帯と同じ、最も重要なフリー走行となるだけに、各車がセッション開始から続々とコースインした。FP1で油圧系のトラブルに見舞われ、ほとんど走行できなかったケビン・マグヌッセン(ハース)も問題なく走行を開始した。

 まずは各車、ミディアムやハードタイヤで周回。フェラーリのシャルル・ルクレールは、いきなりFP1のトップタイムを上回る1分30秒216をミディアムタイヤでマークし、トップに立った。

 5~9周ほどの連続走行を行なったマシンたちが一旦ピットに帰還。メルセデスのルイス・ハミルトンは視界に問題があるのか、スペアシートに交換し、着座位置を高くして欲しいとチームに要望した。

 各車が最初のタイヤセットの走行を終えた段階で、トップはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。ルクレールを0.002秒上回った。レッドブルとフェラーリがトップ4を分け合い、アルファタウリの2台がそれに続いた。

 セッション開始から20分が経つ頃には、徐々にソフトタイヤを投入し、予選を想定したアタックを行なうマシンが増えていった。

 ルクレールは、トラフィックに遭いながらも1分30秒074をマーク。フェルスタッペンがアタックに入ろうとしたタイミングで、マグヌッセンがコースサイドにマシンを止めたため、バーチャル・セーフティカーが出された。

 マグヌッセンはエンジントラブルを訴え、アタックを完了できず。FP1もほとんど走行できなかったマグヌッセンは、またもトラブルに泣くことになった。一方、アタックを続けていたルクレールは、イン側のウォールに左フロントをヒットさせ、サスペンションにダメージを負ってしまった。ルクレールはスロー走行でなんとかピットに戻ったものの、一足先に走行を切り上げることになった。

 残り時間20分となる頃には、各チームがロングランにプログラムを移行。決勝に向けてタイヤのデータを収集した。レッドブルやメルセデスは2台共にミディアムタイヤで走行。アルファタウリは角田裕毅がソフトタイヤ、ピエール・ガスリーがミディアムタイヤとプログラムを分けた。

 大きなトラブルなくセッションが終了するかと思われたが、セッション終了間際に角田がトラブルを訴えマシンストップ。チームからはパワーユニットをシャットダウンするように指示が飛んでおり、マシンを降りた角田は後部をチェックしていた。

 結局セッショントップとなったルクレールだが、ミディアムタイヤからソフトタイヤに履き替えた際のタイムアップが0.2秒ほどに留まった。3番手となったカルロス・サインツJr.もウォールと接触しており、ソフトタイヤでのタイムを出せなかった。結果的に、フェラーリは2台共にロングランが全くできなかったのは懸念材料となるだろう。

 レッドブルもフェルスタッペン、セルジオ・ペレス共にミディアムタイヤでのタイムがセッションベストとなっており、予選でのポテンシャルはこのセッションでは見えてこなかった。ただ、今回もレッドブルとフェラーリがポールポジション・優勝を争う立場にいると考えていいだろう。ミディアムタイヤでしっかりとロングランし、安定したペースを刻んでいたのは、フェラーリよりも優位な点だ。

 5、6番手にはメルセデスのルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセルが続いたが、どちらもマシンが激しくバウンシングしている場面が見受けられており、依然としてマシンが持つポテンシャルを完全には解放できていないようだ。

 開幕戦では苦しんだマクラーレンのランド・ノリスが7番手につけたが、中団争いはチームが入り乱れる乱戦状態となっている。

 アルファタウリは角田が10番手、ガスリーが12番手。角田はロングランで安定したペースを刻んでいただけに、トラブルの深刻度が気になるところだ。

 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Monaco シャルル ルクレール 15 1'30.074     246.757
2 Netherlands マックス フェルスタッペン 23 1'30.214 0.140 0.140 246.374
3 Spain カルロス サインツ Jr. 12 1'30.320 0.246 0.106 246.085
4 Mexico セルジオ ペレス 24 1'30.360 0.286 0.040 245.976
5 United Kingdom ルイス ハミルトン 24 1'30.513 0.439 0.153 245.560
6 United Kingdom ジョージ ラッセル 29 1'30.664 0.590 0.151 245.151
7 United Kingdom ランド ノリス 26 1'30.735 0.661 0.071 244.959
8 France エステバン オコン 26 1'30.760 0.686 0.025 244.892
9 Finland バルテリ ボッタス 14 1'30.832 0.758 0.072 244.697
10 Japan 角田 裕毅 26 1'30.886 0.812 0.054 244.552

 

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