フリー走行レポート

フォーミュラE東京E-Prix、FP2はジャガーのエバンスがトップ。日産のローランドも2番手に続く

フォーミュラE第5戦東京E-PrixのFP2は、ジャガーのミッチ・エバンスがトップ。日産のオリバー・ローランドが2番手となった。

Mitch Evans, Jaguar Racing , Jaguar I-TYPE 6

 フォーミュラE第5戦東京E-Prixのフリー走行2回目は、ジャガーのミッチ・エバンスがトップタイムをマークした。

 FP1はホームストレートが濡れている中でのセッションだったが、朝8時からスタートしたFP2も、夜間に降った雨の影響を受けた。FP1ほどではないものの、主にメインストレートの路面が濡れた状態でセッションがスタートした。

 30分間のセッション開始と同時に、全車がコースイン。FP1でクラッシュに巻き込まれたサッシャ・フェネストラズ(日産)も問題なくコースへ向かった。

 この後に予選が控えていることもあって、各車がどんどんタイムを削っていく。1分30秒台のラップで走り出し、開始5分ほどでFP1のトップタイムを上回っていった。

 決勝レースに向け、ターン4のアウト側に設けられたアタックモードのアクティベーションゾーン通過の練習をするドライバーも見られた。

 また途中、走行ライン付近に落下したデブリ回収のため赤旗が掲示されたが、すぐに走行が再開された。

 最初に1分20秒を切ったのはエドアルド・モルタラ(マヒンドラ)。そしてそれを日産のオリバー・ローランドが上回り、タイムシートのトップに立った。

 そのままローランドが首位でFP2を終えるかと思われたが、最後の計測ラップでジャガーのエバンスが1分19秒339をマーク。0.061秒差でローランドを上回ってトップとなった。

 ジャガーはポイントリーダーのニック・キャシディも6番手に入っており、安定の強さを見せているが、母国の日産もそれに食らいついている形だ。

 各ドライバーは東京E-Prixのコースは抜きづらいと口を揃えており、予選がかなり重要となってくるはず。その予選は、10時20分から行なわれる。

   
1
 - 
3
   
順位 ドライバー # 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 New Zealand ミッチ エバンス ジャガー・レーシング 9 18

1'19.339

  117.294
2 United Kingdom オリバー ローランド 日産 22 16

+0.061

1'19.400

0.061 117.204
3 Germany マキシミリアン ギュンター Maserati Racing 7 17

+0.088

1'19.427

0.027 117.164
4 Germany パスカル ウェーレイン ポルシェ・チーム 94 17

+0.089

1'19.428

0.001 117.162
5 Portugal アントニオ フェリックス・ダ・コスタ ポルシェ・チーム 13 17

+0.106

1'19.445

0.017 117.137
6 New Zealand ニック キャシディ ジャガー・レーシング 37 17

+0.110

1'19.449

0.004 117.131
7 France ノーマン ナトー Andretti Formula E 17 18

+0.336

1'19.675

0.226 116.799
8 Switzerland エドアルド モルタラ マヒンドラ 48 16

+0.575

1'19.914

0.239 116.450
9 France ジャン-エリック ベルニュ DSペンスキー 25 17

+0.683

1'20.022

0.108 116.293
10 United Kingdom ジェイク デニス Andretti Formula E 1 16

+0.840

1'20.179

0.157 116.065
 

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