写真:: Rubio / Motorsport Images
レーシングスーツなどのモータースポーツ用品や、ステアリングホイールをはじめとした自動車用品を手がけるOMPレーシングが、ヘルメットメーカー大手のベル(BELL)を買収したことが発表された。OMPはベルの株式の過半数を取得。この買収劇により、モータースポーツ用安全用品の世界的グループが誕生したことになる。
ただ、買収後もOMPとBELLのブランド名はそれぞれ維持される予定で、開発・生産拠点も現状通り運用されていくという。
この新グループの社長兼CEOは、パオロ・デルプラトが務めることとなり、BELLの創業者であるステファン・コーエンが、BELLのCEOとなる。コーエンCEOは、同グループの株式も少数保持することになった。
「今回の一件は、OMPの46年の歴史の中で最も重要な買収であり、モータースポーツの安全装置の分野に、革命をもたらすことになるだろう」
デルプラトCEOはそう語った。
「OMPとBellは、長い革新の歴史を持つ、象徴的なブランドである。これらふたつのブランドが融合されることで、将来に大きな可能性を秘め、そして世界で最も重要なモータースポーツ・グループが生まれることになる」
「モータースポーツは絶えず進化を続けている。今回の買収により、新たな課題に直面するための準備を整え、生み出す価値とそれをお届けすることに自信を持っている」
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