マルケス、大クラッシュのモルビデリ救助の状況明かす「ライバルだけど、皆仲間だから」
マルク・マルケスは、MotoGPライダー達が相乗り参加した1月末のWSBKポルティマオテストで発生した、フランコ・モルビデリのクラッシュとそこで行なった救護活動について当時の状況を明らかにした。
ポルティマオ・サーキットで1月29日から30日にかけて行なわれたWSBK(スーパーバイク世界選手権)のプライベートテストではフランコ・モルビデリ(プラマック)の大クラッシュが発生。その際、救護活動を行なったマルク・マルケス(グレシーニ)が当時の状況を語った。
ドゥカティが主催したこのプライベートテストでは、WSBKのテストに加え、現役MotoGPライダーも市販マシンのパニガーレV4で参加。モルビデリやフランチェスコ・バニャイヤ、マルコ・ベッツェッキ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルケス兄弟などが、シーズン前のトレーニングとして活用した。
ただテスト2日目のセッション後半、モルビデリがターン9で大クラッシュ。頭部を打ったことで血栓などもあったため、2度にわたるCTスキャンが必要となったが、最終的に大きな怪我等はなかった。
モルビデリがクラッシュしたことでコースには赤旗が提示されてセッション中断。クラッシュ現場にさしかかったマルケス兄弟がバイクを止め、モルビデリの救護活動を行なっていた。先日グレシーニのイベントに出席したマルケスは、その時の状況を次のように説明した。
「僕とアレックスがフランコの救助をしたんだ。確かに僕らはライバルだけど、同じ職の仲間だからね」とマルケスは言う。
「ポルティマオテストの時、赤旗を見て最初にターン8と9の間へ着いたのが僕らだった。フランコがランオフエリアで完全に意識を失っていたのが見えたんだ」
「頭を上にして少し変な体勢をしていたから、僕とアレックスはまっすぐ向かって、バイクを置いて走って向かったんだ。それで仰向けで意識がないと呼吸が上手くできなくて危険だから、彼を側臥位にしたんだ」
「レザースーツを開いて、ヘルメットを脱がせて、あとはメディカルスタッフの到着を待ってピットに戻ったんだ」
「僕たちはライバルだけど、同時に仲間だ。ライバルにも最善を尽くしたいと思っている」
Additional reporting from Lena Buffa
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