ヤルノ・トゥルーリの息子、エンツォが日本で武者修行へ。TOM’S育成入りしSFL参戦が発表|TOM’S2023フォーミュラ体制発表
株式会社トムスは2023年に参戦するフォーミュラカテゴリーのチーム体制とカラーリングを発表。今年から、元F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリの息子エンツォ・トゥルーリが育成メンバーに加わることが分かった。
2月21日、株式会社トムスは2023年に参戦するフォーミュラカーレースの参戦体制を発表。参戦台数は、過去最高4カテゴリー8台体制となることが明かされた。
2023年シーズン、トムスは日本国内のフォーミュラカートップカテゴリーであるスーパーフォーミュラから、スーパーフォーミュラ・ライツ、FIA FR JAPANESE CHAMPIONSHIP、FIA-F4の4カテゴリーに参戦する。
最高峰のスーパーフォーミュラに関しては、以前からドライバーラインナップが明らかにされており、今年もジュリアーノ・アレジと宮田莉朋のコンビとなる。なおマシンカラーリングも前年を踏襲する形となっている。
スーパーフォーミュラ・ライツは昨年同様に4台体制。ドライバーラインナップは1号車に平良響、35号車に野中誠太と、2名がTGR-DC育成ドライバーとして参戦。昨年より参戦の36号車の古谷悠河に加え、元F1ドライバー、ヤルノ・トゥルーリの長男であるエンツォ・トゥルーリが37号車をドライブする。
現在17歳のエンツォ・トゥルーリは今年1月、富士スピードウェイでスーパーフォーミュラ・ライツのテストに参加していたことが明らかにされており、同シリーズへの参戦があるのではないかと見られていたが、その通りとなった形だ。
エンツォは新たにTOM‘S育成ドライバーとして加わることになるが、初めて尽くしとなる日本のレースに向けて、次のように意気込みのコメントを寄せた。
「富士スピードウェイでのテストを終えて、TOM’Sと契約ができると聞いた時は本当に嬉しかったです」
「初めての来日で、いろいろ戸惑うことばかりでしたが、TOM’Sのエンジニアやスタッフの皆さんがプロフェッショナルでしたので、コクピットの中に入ればテストに集中できました。日本という国も、サーキットもマシンも初めてなので、自分が学ばなければならないことは沢山ありますが、自分に出来ることは全て全力でやり遂げ、TOM’Sと共に、父が誇りに思うトヨタと共に、まずは全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権での初優勝を目指します」
なおFIA FR JAPANESE CHAMPIONSHIPは2022年同様に1台体制で、ジェントルマンと若手育成のコンビネーションにて参戦予定とされている。また、TOM’SはFIA-F4にも2年ぶりに復帰参戦を行なうと発表している。ただ、今回の発表ではこの2カテゴリーについてはドライバーは明らかにされていない。
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